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小説で巡る国

イスラエルの小説  「エルサレムの秋」 / アブラハム・B・イェホシュア

ほぼ片思いだった今も忘れられない女性が突然、夫を通して連絡してくる。3日間だけ3歳の息子を預かってほしいと。父親が連れて来た子供は美貌の母親に瓜二つだった。語り手は体調のすぐれない子供をあちこち連れまわし、熱心に遊んだりしたかと思えば、冷…

アルバニアの小説  「夢宮殿」 / イスマイル・カダレ

名門一族の出のマルク=アレムは学校を出てから「夢宮殿」という役所に勤め始める。国民憧れの職場でありながら、その仕事内容は外部の人間にほとんど知られていなかった。 「夢宮殿」で収集して内容を解釈された国民の夢はお告げとして国政に利用されていた…

アフガニスタンの小説  「千の輝く太陽」 / カーレド・ホッセイニ

ヘラートの街の外に建てられた粗末な小屋に、マリアムは母と二人で暮らしていた。ヘラートの有力者で資産家の父は毎週木曜日にお土産を持って訪ねて来る。優しい父をマリアムは崇拝していた。 15歳になったばかりのある日、マリアムは母の目を盗んで、小屋か…

アイスランドの小説  「Voices」 / Arnaldur Indridason

先月、図書館に「話題の本を英語で読む!」という特別展示があった。北欧ミステリーって人気のようだし、と手にとったのが「Voices」Arnaldur Indridason 著 / Bernard Scudder 英訳。日本語訳は「声」アーナルデュル・インドリダソン 著 / 柳沢由実子 訳 。…