図書館に寄贈
本を買わなくなってから、もっぱら図書館を利用している。
買うとしたら
・何度も繰り返し読みたい
・図書館にないが、どうしても読みたい
・順番待ちが百人以上いるが、すぐに読みたい
などの場合だが、そういうことはめったにない。
ただ、洋書は読むのが遅いので買うことが多くなる。
先日、数十年分の本の整理をして、近所のBOOKOFFでは洋書を買い取らないことがわかり、初めて図書館に寄贈するという考えが浮かんだ。
図書館は寄贈本に迷惑しているという話をネット上で読んだ。結果的に図書館にゴミを押し付けることになっては申し訳ないので、私の本が図書館にないかリストを作って調べ、すでにある場合は本の状態を見に行ってチェック(暇人)。かなり古くなっているのが多いことを確認の上、寄贈する本を選んだ。
カウンターで「すでにここにある本でもいいですか?」と尋ねると、
「そのような場合でも、傷んでいるものと入れ替えたりしますので」と歓迎されているような(?)対応をしていただき安心した。
他の施設に送られることもあるとのことだが、もちろんどのようにしていただいても結構。
ゴミにならないことを願って。。。
しばらくして、引き取ってもらった本が蔵書に加えられたか検索してみると、✨NEWというマーク付きで何冊か加えられていて、さらに嬉しいことに貸出中になっているものも1冊あった。
傷んでないとはいえ、決して新しい本ではないのにキラキラの✨マークを付けられて検索結果に登場の初々しい(元)私の本。
さっそく図書館へ出かけ(暇人)それらの本を手に取ってみると。。。。おおっ!ちゃんとあの寄贈印が!
検索では区別できなかった、古い蔵書と入れ替えられた本も寄贈印で確認し、ニンマリ。
ついこの間まで私の部屋にあった本とこういう形で向き合うのが妙な感じだ。
「これからはここで活躍するんだね~。」
心の中で声をかけた。
その後、さらに何冊か蔵書に追加され、結局寄贈した本のほとんどが棚に並べられたようで、ほっとした。
「本の処分と、お世話になっている図書館への恩返しができて一石二鳥」と寄贈したわけだが、思いがけない喜びを感じる結果となった。
改めて図書館に感謝。
今回は手放さなかった本も、いつかは整理しなければならない。
その時でもまだ、紙の本は図書館で引き取ってもらえるほど需要があるだろうか。