レモンのマーマレードは大人の味

レモンのマーマレードを作った。ウィスキーを入れた紅茶を飲みながら、チビチビ舐めるのも美味しい。

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ジャムは庭の果実で作る分で間に合うので買うことはほとんどないが、柑橘類の育たない地域なのでマーマレードだけはたまに買う。苦いマーマレードは嫌いという人もいるが、私は苦味が強くて甘さ控えめ、(オレンジなら)ピールの大きい塊が入っているのが好きだ。子供の頃はマーマレードが嫌いだったのに、大人になってから一番好きなジャムになったのも苦味が理由だ。

去年、近所の方からいただいた夏みかん(本州の親戚の家で生ったものだそう)がすごく酸っぱかったので初めてマーマレードを作ってみたら、これが本当に美味しかった。イギリスのマーマレードもセビルオレンジという生食には適さない苦いオレンジで作るらしいし、材料の柑橘類は案外そういうもののほうが向いているのだろう。

その夏みかんに続き2度目のマーマレード作り。今回は小振りのレモンが4個なので、ほんの少しだ(失敗しても諦められる量)。まあまあ美味しくできたが、もう少し苦味があってもよかったかも。色も薄めだ。皮を茹でこぼした時に、鮮やかな黄色い色(たぶん苦味も)が出てしまったのがもったいなかった。今度作るとときは茹でこぼしの工程なしでやってみよう。