ウチだけじゃなかったのか。。。 節分の思い出

北海道の豆まきは落花生を使うのが普通だ。でも子供の頃、祖父母の家での豆まきは大豆でも落花生でもなかった。

 

祖父母の家には行事のたびにいとこ達が集まった。私が小6の時には1年生から5年生までそろっていて賑やかだった。一番楽しかったのはクリスマスだが、豆まきも忘れられない。

テーブルなどの家具を片付けた居間のカーペットの上に、子供達が四つん這いになってスタンバイしている。電気を消したらスタートだ。大人達が「鬼は外!福は内!」と撒くのはチョコレートなどの小分けにしたお菓子。暗闇の中、バラバラと降ってくるお菓子をキャーキャー言いながら手探りで掻き集める。時々頭をごっつんこさせては大はしゃぎだ。お菓子を全部撒き終わって電気をつけると、今度は拾い残し争奪戦。年の数も関係ないし、鬼もいない。

もはや豆まきとは言えない。単なる子供向けのおふざけだが、楽しかったな~。誰の発案で始まったんだろう。

 

で、こんなのはウチの一族だけの習慣だと思ってたら、お菓子を撒くのは北海道では結構あるらしい。さすがに電気を消してやるのはウチだけだけかな?七夕の「ろうそく出せ」といい、道産子はお菓子集めの方向に行事をアレンジする傾向があるようで💦