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小樽訪問 ①  旧青山別邸 

散策・外出

今月23日に、北海道の企業であるニトリの「ニトリ小樽芸術村」のうち、「ステンドグラス美術館」と「アール・ヌーヴォーグラス館」がオープンした。そのうち行くつもりではいたが、北海道新聞で紹介されたステンドグラスの回廊の写真が綺麗だったので、すぐにでも見たくなった。そして同じ日、旧青山別邸の紫陽花が見頃という記事もあり、両方とも小樽ということでそそくさと出掛けた。

 

隣町の小樽だが、遊びに行ったのは20年以上振り。旧青山別邸は初めてだ。せっかくここまで来たのだから建物の方も見たい。見学料は紫陽花園が200円、旧青山別邸が1080円だ。まず紫陽花から。

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斜面にびっしり植えられているが、思ったより狭い。展望台(?)から見渡せる一面がすべて。たくさんの花をつけてはいるが、斜面の花はほとんどが同種の水色であまり変化がない。これが無料だったら感激するかもしれない。でも200円って高くない?せめて、建物を見学する人には無料で見せてほしかったな。

 

一方、旧青山別邸はとても良かった。と言っても、私にその真の価値がわかるわけないのだが。運よく私の後に団体客が入ってきたので、少し離れたところからガイドさんの説明に聞き耳を立てていた。こういう解説があるとないとでは大違いだ。 

 

旧青山別邸は、にしん漁で巨万の富を築いた青山家が大正6年から6年半の歳月をかけて建てた別荘で、現在の価格に換算すると総工費35億円だという。初代の故郷、山形から宮大工を呼び寄せ、釘を使わずに建てられている。その建築材料がいちいち貴重らしいのだけど、私には「現在では入手できない物なんだろうなぁ」くらいにしかわからない💦 でもいかにも豪華絢爛キンキラキンというのとは違う、上等の素材を使って細部までこだわって作られたであろうことが伝わってきたように思う。

 

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伝統的な日本家屋に馴染みがないこともあり、和室が続く大きな家屋は薄暗い部屋が多いのでは?と、なんとなく思っていたが、この建物は部屋の周囲が縁側みたいに廊下で囲まれていて、その外側はほぼガラス張りと言ってもいい造りなので、どの部屋にも外光が入って明るい。豪邸でありながら、居心地の良さを感じる建物だ。でも薄いガラス窓がこれだけ多いと(二重になっている部分もあったけど)冬は寒かっただろうなぁ。

 

別荘なので、ほとんどの部屋が客間である中、3代目である一人娘の政恵さんが晩年好んだという部屋が海を見渡せる二階にあった。六畳のこじんまりした部屋で、クローゼットのような押入れには上の方に明かり取りの窓が付いていて、使い勝手がよさそうだ。富豪のお嬢様もこんな小さい部屋の方が落ち着いたのかもね。

 

お風呂の天井はドーム型になっている。雫が落ちてこないようにするためだそうだ。なるほど~。お風呂の隣にある洗面台がすごーく低い。当時の人ってこんなに小さかったんだ。。。

 

私が元々住宅の中を見るのが大好きというせいもあるかもしれないが、この旧青山別邸はお勧め!青山家の本邸は「北海道開拓の村」に移築されているそうで、そちらも是非見たいと思った(十数年程前に行っているが記憶にない)。

 

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別邸内部は写真撮影禁止なので、外側だけ。

 

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前庭のコスモスやユリも見頃だ。

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この後、小樽中心部にあるステンドグラス美術館へ向かった。

 

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道沿いの海岸で海水浴をする人達。

 

~ ステンドグラス美術館に続く ~