小樽訪問 ②  ステンドグラス美術館

祝津の旧青山別邸から小樽中心部のステンドグラス美術館へ。


「ステンドグラス美術館」と「アール・ヌーヴォーグラス館」は入口が一緒で、入館料は700円。

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まずアール・ヌーヴォーの方を見るように案内される。写真はフラッシュと音がなければOKとのことだ。展示は一部屋。真ん中にランプなどの照明器具が集められ、壁側に花器などが展示されている。主にガレ、ラリック、ドームなどの作品が見られる。

 

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幻想的です。毒キノコの森みたい。

 

ステンドグラス美術館は壁という壁がステンドグラスで、万華鏡の中に入ったよう。

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普通は教会の高い所にあるステンドグラスがこんなに間近にあるのが不思議な感じがする。贅沢な展示だ。

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多くが19世紀末から20世紀初めのイギリスの物で、取り壊される教会から収集したものだそう。買ったときはバラバラの状態で、ニトリの社長本人もここに展示されて初めて元の姿を見たと、たしか新聞で読んだ。ステンドグラスのコレクションなんて、お金があっても簡単にはできないよね。よく集めたものだ。

 

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チョーサーのカンタベリー物語。聖書の内容じゃないのは珍しい。

 

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こんな貴重なコレクションをわずか700円で公開してくれるとは、なんて良心的なんでしょう。しかも中学生以下は無料ですよ。ニトリ、太っ腹!でも夏休み中だというのに、中学生以下らしき人はいなかった。やっぱり子供は興味ないか。。。

 

「ステンドグラス美術館」は旧高橋倉庫、「アール・ヌーヴォー」の方は旧荒田商会の建物を利用している。2017年春オープン予定の(同じくニトリの)「日本近代絵画美術館」は旧三井銀行小樽支店だ。オープンしたらまた来ますよ!

 

 

さてと、お昼ご飯を食べてないのでお腹がすいた。目に入ったのが山中牧場の牛乳ソフト。甘さ控えめで牛乳の味が引き立つ。もうひとつ食べたいくらいだった。店舗のそばのバス停のベンチで。

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小樽は古い石造りの建物が残るレトロな雰囲気の街だ。もっとゆっくりしたかったが、駐車場の料金が気になってね(節約生活です)💦 今度はJRかバスで来て、時間を気にせずいろんな建物の中に入ってみたい。