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ナレーションが気になって集中できなかった プラネットアースⅡ

ひっかかること テレビ・映画

NHKBBC共同制作のプラネットアースⅡ(第1集)を見た。映像は期待以上に美しかった。機材が進化したとはいえ、一体どうやって撮ったのかと感嘆せずにはいられない。でもせっかくの映像にイマイチ集中できなかったのだ。ナレーションのある点が気になって。

 

豊川悦司のナレーションだ。見ているうちに、”野生動物”、"生命"などの読み方が気になり始めた。「ヤセイ」は「ヤセー」、「セイメイ」は「セーメー」のように、「エイ」と表記される音は「エー」と読むのが日本語のルールのはず(もちろん、毛糸(毛+糸)や魚のエイなどの例外はある)。それを豊川悦司は「ヤセイ」「セイメイ」と読むのだ。他にも「南米」は「ナンベー」ではなく「ナンベイ」、「生と死」は「セイとシ」など。聞いていてイライラしてきた。

 

ナレーションのプロではないのだから、流暢さはもちろん、言葉の区切りなどに多少違和感があるのはしょうがない。アクセントに至っては、アナウンサーでも標準語である必要はないと私は思っている。変化していくのも言葉の宿命。でも、あの読み方はそういった不慣れ、不注意、癖などとは違う。

  

豊川悦司は普段からあんな読み方(しゃべり方)をしているのか。たぶんそうではないだろう。表記通り読むのが正しいと思って、特別に意識してやっていたとしか思えない。その不自然さが耳障りなのだ。一方で、「ドウブツ(動物)」などの「オウ」の表記の場合はちゃんと「ドーブツ」のように「オー」と読んでいる。「セイコウ(成功)」は「セイコー」と。NHKの方でも、ナレーション収録時にある程度のダメ出しはしてほしい。

 

途中からうんざりしてきて、「もう英語で聞こう」と音声を変えようとしたら、二か国語放送じゃなかった。。。共同制作だから、NHKでも別にナレーションを入れて作ったんだね。でもBBCがアナウンサーを使っていないのは、あのアッテンボローだからでしょ。NHKは俳優を起用して無理に独自性など出そうとしなくていいから!いつも変な小細工が余計なんだよ。

 

プラネット・アースⅡ、楽しみにしていただけに残念だ。普通のアナウンサーのナレーションで安心して見たかったなぁ。せめて二か国語で再放送してくれないものか。

 

ちなみに、歌では昔からあのような読み方があった。「大きな古時計(フルドケイ)」や森昌子の「先生(センセイ)」など。音楽の場合は音程に合わせた言葉の響きの関係もあるからかなと思う。でも普段の会話でそんな言い方はしないだろう。時計のSEIKO(セイコー)とセイコーマートぐらいでしか、私は聞いたことがない。ただ、最近はCMの社名でいくつか耳にして違和感を覚えることはある。流行りなのだろうか。