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「お母さん」なんて呼ばれたくない

昨日(17日)の「徹子の部屋」で、ショックな出来事としてはるな愛が話していた。

21才年下の彼氏とロンドンのホテルに泊まったときのこと。そこの日本人スタッフに何度も「お母さま」と呼ばれたという。はるな愛はショックだと言いながらも面白おかしく話していたが。そのスタッフも親しみを込めたつもりなのだろう。でも誰に対しても「お客様」で済むことだろうに。

 

はるな愛の場合は親子だと思われて「お母さま」と呼ばれたわけだけど、最近テレビでは子供の有無にかかわらず、ある一定の年齢より上の他人を「お母さん」「お父さん」と呼ぶのをよく耳にする。芸能人などが田舎で会った人とかお店の人に「お母さんは~なんですか?」みたいに話しかけている。

 

そういう場面を見るたびに「この人、子供がいないかもしれないのに」と思ってしまう。例えば私がいきなり「お母さん」なんて話しかけられたら、違和感がハンパないと思うのだ。でも、そういう呼び方はやめてほしいとは言いにくい。やんわりと「私は子供がいないので、お母さんじゃないんですよ」と言ったらどうだろう。それでも小うるさくて大人気ない気もするし、言った人に気まずい思いをさせてしまいそうだ。温かみのあるいい言葉だと思って善意で使っているようなので指摘しにくいと思う。

 

そもそも日本語では英語の「YOU」に相当する言葉がないから不便なのだ。余程年下でない限り、知らない人に「あなた」では失礼だし。結局、「あなた」という言葉を避けて会話することになる。これが結構面倒だ。

 

昔は知らない人に平気で「おばあちゃん」などと言っていたことを考えれば、「お母さん」は「おばさん」「おばあさん」に代わる失礼のない言い方として広がったのかもしれない。でも「おばさん」や「おばあさん」が単に女性を年齢分けした呼び方なのに対し「お母さん」はやっぱり”子供がいる人”というイメージだ。一般にはもうそういう感覚はないのだろうか。私なら「おばさん」と呼ばれた方が抵抗ないだろう。「お母さん」は勘弁してほしい。

 

子供のいない「おばさん」世代の女性に訊いてみたい。もし他人に「お母さん」と呼ばれたら、どんな気持ちがしますか、と。