ミントに合うもの

NHKで放送しているBBCの料理番組「レイチェルのパリの小さなキッチン」で、料理人レイチェル・クーがラム・シチューを作っていた。そして。。。出た、ミント・ソース。イギリスでは、なぜかラムにはミント・ソースが定番なんだよね。

 

特に不味いと思う食べ物はめったにないんだけど、イギリスでこれを食べたときは「どんな味覚してるんだよ、イギリス人」と思った。別の場所で食べた日本人の友人とも「酷いよね~!」と意見が一致したから、私が食べたのがたまたま不味かったわけでもなさそうだ。今、改めてネットで検索してみても、イギリスの不味い物の代表みたいに言われている。

 

レイチェル・クーも「フランス人は『ラムにミントって、冗談でしょ!?うぇ~!』って言うのよねぇ。ラムにミントを合わせるっていうのが理解できないのね」と言ってるけど、いやいや、理解できるのはイギリス人だけだって!

Wikiによると、レイチェルは父親が中国系マレーシア人、母親がオーストリア人で、16才まではドイツに住んでいたらしいので、イギリス人度数はあまり高くない。それでもミント・ソースは好きなのね。

 


Spring Lamb Stew - The Little Paris Kitchen - Rachel Khoo

↑ふわっとしか閉まらない冷蔵庫のドアが気になる~。

彼女のパキッとした歯切れの良いアクセントはとても聴き取りやすい。

 

ところで、ミント・ソースで思い出したのが、最近ネットの記事で見た(アイスの)チョコミント論争。なんでも、関西ではチョコミント嫌いが多いそうで、嫌い派の松本人志と好き派のデヴィ夫人が激論(?)というもの。

私自身はチョコミントが大好き(ハーゲンダッツのしか食べたことないけど)で「こんな絶妙な組み合わせを思いついた人、エラい!」と思ってた。定番商品だし、ここまで好き嫌いが分かれるものだという事実が意外だった。

ってことは、私はミント・ソース好きのイギリス人のこと、とやかく言えないのか。ミントは組み合わせの好き嫌いが分かれるものなのかもね。でもミント=(イコール)歯磨き粉みたいな言い方はしないでほしいわ。。。

 

イギリスのミント物といえば、アフター・エイトという薄~いミントチョコが有名。ホテルのベッドサイドテーブルに置かれていたりする。私は好きだけど、これも日本(特に関西)では嫌いな人が多いのかな。 

ネスレ アフターエイト 189g