部活帰りにピクニックを楽しむ中学生に新しい時代の到来を感じる

札幌ではこれから一カ月ほどが格別に気持ちのいい季節だ(個人的には真冬のピリッとした空気も好きだけど)。木々の緑も日に日に増し、風には花の成分が含まれて甘い香りがする。

 

我が家の庭では花梨の花がたくさんついた。

ライラックも満開

 

赤いツツジも見頃 

ピクニックに出かけたくなる気候です。

 

ピクニックと言えば、12日に豊平川桜の杜という公園に行ったら 

部活帰りらしいジャージ姿の女子中学生数人が芝生に敷物を敷き 、水筒の飲み物とお菓子を囲んでくつろいでいた。こんな何気ない光景に時代の変化を感じる。

 

今どきの若い人達って老成しているというか、感覚が確実に進化している。元々物欲が少なくてぼんやりしている私も、公園でのんびり過ごすことを楽しいと思えるようになったのは30代になってからだ。十代の頃はそんな感性、持ち合わせていなかったし、周りの友達も同じようなものだったと思う。

 

”若者の物離れ”が話題になると「近頃の若者はお金がないから」とお金の問題にして片付ける人がいる。でもそうじゃないと思うよ~。お金のあるなしにかかわらず、物から解放されつつあるんだよ、きっと。物に縛られない新しい人達が生まれてきている、と感じるなあ。