衣替えを急ぎ過ぎたかも

一週間程前、ブーツを履いて出掛けた。周りを見ると、そんな冬の恰好の人は一人もいなかった。暖かい日が続くとみんなあっという間に春の装いになる。我が家の陰になった歩道の雪がまだ解けないので、滑って転ばないようにギリギリまでブーツを履いていたんだけど。数日前には札幌の積雪もゼロになり、さすがにもういいかと3日前に衣替えをした。衣替えといっても、セーターなどの洗濯をしてからクローゼットの手前と奥を秋冬物と春夏物で入れ替えるだけ。ただ靴だけはしっかり箱に入れてしまう。ブーツもしまった。そしたら急に寒くなって、少し雪が積もった。

 

クラークス(Clarks)のオイルドレザーのブーツはこの冬で12年目。まだ数年は履けそう。

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頑丈な厚い皮で脚ががっちり守られて暖かいし、デザインも気に入っている。これがダメになってもまた同じようなブーツが欲しい。ただ、ちょっと重いのが難点。量ってみたら、片足730g だった。春の靴に履き替えると足がものすごく軽く感じて、それが春を実感する瞬間でもある。

 

普段はかなり雑に扱っているこのブーツも、箱にしまうときは自分なりに丁寧に手入れをする。まず水で濡らしたガーゼを固く絞り汚れを落とす。靴底も。一日おいて乾いたら、スクワランオイルを塗る。顔に使っているオイルだから私としては奮発しているつもり。靴には良いのか悪いのかわからない(まあ悪くはないだろう)し、たぶん必要ないんだろうけど、ひと冬分の感謝の気持ちとして(笑)。それから Danner の Boot Dressing というのを塗る(これは普段も時々使う)。更に2,3日完全に乾かしてから箱にしまう。この作業を繰り返すのは面倒だから、一度しまったら次の冬まで出さない。

 

冬用の長靴もしまってしまったので、近所のスーパーに行くのに母のブーツを借りた。ちゃんと天気予報を見てから衣替えするんだった。

屋根からの雪が落ちる所にはまだ雪山が。