ぎっくり腰でもやらねばならぬことがある
八重桜が咲いたので、蕾があるうちにと桜の花の塩漬けを作り始めた。数日前にぎっくり腰になり、本当はちょこちょこ動き回ったりしたくないんだけど、利用できるものは利用しないと勿体ないという性分で。。。花は高い枝にばかり付いていて、手が届く下の方は少ない。
去年のがまだ残っているし、今年は少しだけ。タッパーにラップを重ね、塩を敷いてから、洗った花を並べる。
上にも塩を。雪に埋もれたよう。
レモン汁をかけて、空気が入らないようにラップを閉じて
均一に力がかかるようにしてから輪ゴムで巻いた。本当は重石をするところ。でもゴムでも十分押さえられているようなので、これでも大丈夫じゃないかな。
この状態で3日置く。
今、庭で咲いているのは姫リンゴ。
道路っぷちにちょっとだけ植えている苺の花も。
今年は房スグリの実がたくさん付きそう。
最近、半年に一回くらいぎっくり腰になる。今回は特に酷い。数週間前から腰の調子が悪く、ストレッチポールを使っても治らなかった。いよいよ悪くなってきたと思った夜、一度ベッドに入ってからトイレに行こうとしたが体を起こせない。やっとの思いでベッドに腰掛けたものの、その態勢から立ち上がれない。激痛で上半身を前に倒せないし、横にも後ろにも動かせない。脂汗をかきながら壁につかまり、ようやく立ち上がった。体をひねることもできないので、トイレでお尻を拭くのも大変💦
前屈みになれないので、下の方にある物を取ったりするにもしゃがまなければならず、そこから立ち上がるには上半身を動かさず、スクワットと同じ要領で腿の力にしか頼れない。こういうときに限って、普段の何倍も物を床に落とすし!その度に溜息が出る。一日に何回深~いスクワットやってんだろ?この数日で腿の筋肉がすごく鍛えられたような感じがする(笑)。
一歩一歩が腰に響く。スーパーでの買い物中も、ショッピングカートにがっちり寄りかかり、超スローでしか歩けない。杖をついた老人の後を歩いてちょうどいい。洗面所で顔が洗えなかったり靴下がなかなか履けなかったりで、身支度にもいつもの10倍くらい(初めは30倍と書いたけど、さすがに大袈裟かな)時間がかかっている。父の着替えが遅いのがなぜなのか、身をもって理解できた。体が動かないってこういうことか。二カ月前に母の希望でお風呂に付けた手すりを、まさか私がこんなに早く使うことになろうとは。年を取るって辛いなあ。このぎっくり腰が治ったら、腹筋と背筋の筋トレをすると誓ったのだった。