ロンドンの自然史博物館  恐竜の骨格標本が撤去される

ロンドンの自然史博物館と言えば、行ったことがなくても中央ホールに恐竜ディプロドクスの骨格標本のレプリカがあることを知っている人は多いだろう。私もその一人だ💦 自然史博物館の顔とも言えるこのレプリカが撤去されることになり、明日(4日)から解体が始まる。解体後は2018年から3年かけて、英国内の8カ所で巡回展示されるらしい。

 

オブザーバー(ガーディアン)の記事

 

1898年にアメリカ、ワイオミングで発掘されたディプロドクスの化石は、スコットランド生まれの実業家カーネギーピッツバーグにある自身の博物館用に入手した。そのスケッチを見たエドワード7世の要望に応え、カーネギーがレプリカを寄贈したのだそう。へぇ~。

 

別の記事によると、これはレプリカである上に、何体かのディプロドクスのパーツの寄せ集めらしい。それならロンドンの自然史博物館がこのレプリカにこだわらないのも、なんとなく理解できる。

 

代わりに展示されるシロナガスクジラの標本、見てみたいな。子供の頃見た図鑑に、シロナガスクジラと他の動物や建物を比べる絵があった。アフリカゾウでも比べものにならない程大きくて、すごいな~と思ったものだ。

 

大英博物館や、自然史博物館の隣のヴィクトリア&アルバートミュージアムには何度か行ってるが、なぜか自然史博物館には行こうと思わなかった。壮麗な建物だし、展示物も私ならこっちの方がずっと楽しめそうなのに。無意識のうちに”子供向け”という気持ちがあったのかもしれない。バカだね、私。まあ、恐竜の骨格標本はなくなっても自然史博物館はずっとあるんだから、今度ロンドンに行ったら絶対に見学してみよう!って、たぶん10年後ね(泣)。 

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