余裕がなさすぎて様にならない ~ ガーシュウィンの「サマータイム」

マタイ受難曲の「主よあわれみ給え」の次に選んだのはモーツアルトのレクイエムから「ラクリモーサ」。「ぷりんと楽譜」で購入した。セットになってる「怒りの日」は好きじゃないので手を付けず。このピアノ版「ラクリモーサ」は今もほぼ毎日弾くくらいお気に入り。かなり簡単で、中~上級となっている難易度は参考にならない。

楽譜: 「ラクリモーサ」~「怒りの日」 レクイエム ニ短調 K.626 / Wolfgang Amadeus Mozart : ピアノ(ソロ) / 中~上級 - ぷりんと楽譜

  

次に練習したのは、ガーシュウィンの「サマータイム」。ピアノを始めるきっかけになったのがジャズピアノだったこともあり、ジャズっぽい曲が弾きたいと思っていた。 

サマータイム」は歌の印象が強く、何度も耳にしていながら一度もいいと思ったことがなかったのに、ピアノで聴くと急にいい曲に思えてきた。というか、稲垣えみ子さんも言っていたように、自分で弾くという意識で聴くと全く違って聴こえるんだよなあ。 

 

楽譜を見るとかなりスカスカ。でも弾いてみると意外と難しかったのだ。もちろん”私にとっては”だけど。少なくとも、ぱっと見ほど簡単ではないと思う。 

www.youtube.com

楽譜は↑から無料でダウンロードできた。

 

左右別々に弾くと簡単なのに、両手を合わせようとするとうまくできない。なんとか一応譜面は追えるようになったものの、手を動かすだけで精一杯でバタバタした感じになってしまう。特に私は左手の動きの幅(高低)が大きいのが苦手なのと、左右の手の距離が離れているとなぜか弾き難くい。余裕のないガチャガチャした演奏で、あまりの下手さに嫌になってくる。バッハなんかだと、曲によってはたどたどしくてもそれなりに聴けたりする(そんなことないか?笑)けど、ジャズってそれこそ目を瞑って鼻歌まじりで弾くくらいの余裕がないと厳しいのかな。

 

この後は北海道胆振東部地震に加えて両親が病気で倒れたことで、ピアノはしばらくお休みとなった。