なんだか落ち着かない今日この頃

父が脳梗塞の原因となっている心臓の手術を受けることが決まり、年明け早々外来での検査に次ぐ検査で1月はバタバタと過ぎた。本当は去年の秋頃にこの手術をする予定でいたのが、最後の最後に受けた心臓エコーの検査結果が思わしくなく、延期になっていたのだ。その後、改めてワーファリンの量の調整をして、ようやくゴーサインが出たというわけ。

 

それにしても、手術前の一連の検査項目の多さと言ったら。。。付き添うだけでもぐったり疲れるんだから、高齢の父の疲労はいかほどかと気を揉んだが、なんとか乗り切ってくれてほっとしている。父の話によると一番苦しいのが経食道心臓エコーだそうだ。更に今回は2回の検便のうち、1回分に血が混じっていたということで、胃と大腸の内視鏡検査も加わってしまった。

 

大腸の内視鏡検査では、ちょっとドキッとすることがあった。手術を受けるのは脳神経外科なのだけれど、胃と腸の内視鏡検査と口腔外科(口腔内環境も調べるのだ)は別の病院を紹介されていた。麻酔を使っての大腸の内視鏡検査が終わってリカバリー室で父が眠っているときに、看護師が私に「入院して手術になるかもしれません」と告げに来た。「この病院に、ですか?」と訊くと、そうだと言う。グーグー眠っている父は起こされて、診察を待つように促された。そしてまだ朦朧としてふらつきながらトイレに行っている間に呼ばれてしまい、順番を変えてもらった。「胃カメラのときは検査後リカバリー室で1時間休んで、それから診察まで2時間以上待ったのに、今回こんなに早く呼ばれるのは即入院だからなのか?」と不安になる。が、医師の話を聞くと「小さな良性のポリープがあるが、出血の原因ではない。取るのは心臓が良くなってから、1年後でも良い」ということだった(今は服用しているワーファリンの量が多いので、切除はしない)。看護師さん、驚かせないでよ~!検査をしたのと診察室で話をしたのは別の医師だったから、検査をした医師はこれが心臓手術前の検査だと知らなかったのだろうか。でもまあ、大事(おおごと)にならなくてよかったよ。。。

 

入院、手術の日程も決まり、あとはまな板の鯉。心配してどうなるものでもない。一カ月後に父が無事退院していますように。