家ごとにリラの花

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この時期に外を歩いていると、ふわっといい香りがしてくることがよくある。辺りを見回すと、ライラックが咲いている。札幌ではとても身近な木だ。

 

家ごとに リラの花咲き札幌の 人は楽しく生きてあるらし

歌人で脚本家の吉井勇が1955年に詠んだ句。当時すでにライラックは多くの家の庭に植えられていたんだなぁ。

 

ライラックまつりが開催中の川下公園(5月28日)。1700本ものライラックがある。 

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ライラックの森だけでなく、公園内の歩道沿いにもたくさん植えられている。品種によって開花時期は異なるが、八分咲といったところか。

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花の色や形だけでなく、花の付き方も様々だ。

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木を覆うように咲いているのもあれば

 

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枝先に重たげに固まっているのもあり 

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一本の木に2種類の花(手前の小さい白い花と奥の紫の)が付いている珍しい木も。

 

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ライラックといえば普通思い浮かべるのはこんな紫のだけど、他にもいろんな種類があって、それぞれ綺麗だ。

 

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白い花の中に微かなピンクの蕾

 

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うっすらと青味がかった白

 

ライラックの香りが風に乗って来る季節は特に、この街に住んでいることが嬉しく感じられる。