一難去って、また一難

去年の胆振東部地震で家の周りの陥没が酷かったのと、玄関の歪みとヒビが気になっていたので、雪解けを待って修理してもらうことにしていた。しかし始めてみると下水管が外れていたり(一体いつから?)、思ったより面倒なことになっていた。気が付いてよかったけど。

ビフォー  左上の壁に亀裂。ドアもよじれて隙間ができている。

アフター

玄関のドアは家を建てて以来35年間変えていなかったので、ちょうど良い機会だった。

 

家屋の外壁に沿って穴がいくつも開いていて、砂で埋めてもらったが数日たつとまた穴が開く。まるで底なし。その度に業者に来てもらうわけにもいかないので、自分でできるように砂袋をまとめて置いていってもらうことにした。

底なし穴

 

一応、家のことが落ち着いたと思ったら、父がまた脳梗塞で倒れ(今度は家の外だったので、通りがかりの人が救急車を呼んでくれた)入院。父が入院すると必ず母の精神状態もおかしくなり、こっちは二重に疲れる。

 

そんなこんなでブログを更新する余裕もなかったが、父が退院して一段落したので、またぼちぼち始めようかと思う。やれやれだ。

このまま落ちないで!

南陽(サクランボ)が今までになく実をつけている。

この程度でも我が家の南陽としては上出来。しつこく受粉作業をした甲斐があった。熟するまで、このまま落ちませんように。

他の品種は、高砂

 

佐藤錦

 

ナポレオン

 

花が咲いた順番は、ナポレオン、南陽→ 佐藤錦→ 高砂 だったのに、実が色づくのはナポレオンが一番遅い。たぶん日当りのせい(佐藤錦の北側)だろう。

 

道路っぷちで砂利まじりの劣悪な場所に5、6年前に植えたまま放置しているイチゴは、少~しずつだけど増えてきている。一粒だけ赤くなっているのがあった。

ピアノ再開後の壁 その①  4の指と5の指の衰え

ピアノを習っていた頃も下手だったとはいえ、技術的に当時と同じようにできることなど、今は皆無。それを克服していこうという気持ちは特になかったし、遊びで弾いているんだから別にいいだろうと思っていた。確かにそれでもいい。でも、できないことだらけだと弾きたい曲も弾けないから面白くない。何より、遊びでも真剣にやった方が楽しい。というわけで、少しずつ壁を崩していく意識を持とうという気になってきた。

 

いくつもある壁のうち、まずネックになっているのは4の指(薬指)と5の指(小指)の力が弱いこと。これはどんなにテンポの遅い曲でも気になる。特に右手は4の指と5の指が主旋律を担うことが多いし、和音も音の大きさが揃っていないと綺麗に聞こえない。意識しないで弾くと1から3(親指から中指)までの音ばかり目立ってしまう。 

なんとなくごまかせる曲もあるが、前に買ったバッハの「ピアノのための10の編曲」に入っている「シチリアーノ」でごまかしきれなくなった。 


別に好きな曲ではない。でもせっかく買った楽譜だから目当ての曲以外も何曲かは弾いて元を取ろうという(笑)。見た感じ、そんなに難しそうでもないし、と。 

 


Bach-Kempff - Siciliano from Flute Sonata No 2 BWV 1031

 

旋律をずっと主に4の指と5の指でレガートで(滑らかに切れ目なく)弾くには、4の指と5の指を鍛え直さなければならない。 

まずレガートのことは忘れて、とにかく旋律を際立たせ、1の指と2の指は小さく弾く練習。この時点でかなり苦戦。薬指と小指の力が弱く、強く弾こうとすると1の指と2の指まで力が入り、伴奏がうるさくなってしまう。どうにか少しましになったところで、今度はレガートにする練習。これも難しい。レガートにするには指が足りない!4と5の指に意識を集中していると、なぜか足の指まで「むぎ~っ」と丸まる。ピアノを弾いているのに足がつりそうになる。2週間くらい練習すると、足には力が入らなくなった(笑)。それでも結局レガートで弾けないところは右手の下の音を暇な左手に代わってもらい、妥協した部分も。例えば、この鉛筆で囲んだ音符↓

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薬指と小指って、普段の生活でいかに使ってないかということだよね。もちろんプロのピアニストだって、小指より親指の方が力があるのは当然だけど。病気などで右手が使えなくなったピアニストのための左手用の曲がたくさんあるのに対し、右手用の曲が極端に少ないのは、旋律を4の指や5の指で弾かなければならないのが大変だかららしい。

 

好きな曲でもないわりに(右手ばかり)かなり練習した。昔は、好きな曲でも練習しているうちに「こんなつまんない曲だったっけ?」と嫌いになっていったものだけど(下手だからだと思う)、今回は練習しているうちに「そんなに悪い曲でもないんじゃない(上から目線)?」と、逆の現象が。昔よりずっと下手なのに。自分に甘くなったのかな。ま、褒めて伸ばすことにしてるんで(笑)。

 

以前、この曲がバッハの作品だと知ったとき「これがバッハ?バッハっぽくないなあ」と意外に感じたことを覚えている。だからこの楽譜の解説に 

”なお原曲(フルートソナタ)について、最近ではバッハの真作かどうか疑わしい、という説もある。” 

とあって、びっくり。素人の勘も案外馬鹿にできない? ”バッハ作ではない”に一票。

道庁の八重桜が満開だった

札幌の街の中心部へ買い物に行っても外に出ることはめったにない。大通方面への地下歩道ができてからは特に。

でも今日(というか、もう昨日だけど)は爽快な天気で気持ちが良かったので外に出ないのはもったいないという気がして、北海道庁の前庭まで足を延ばしてみた。車を停めている大丸からは3丁南へ歩くだけ。

ここに来るのは7年振り。近くの病院に通っていた頃だから覚えている。車で前を通るたび「今度街に来たときは中に入ろう」と思うのに、すぐそばにあるからなおさら来ない。

ちょうど八重桜が満開だった。

木陰に入って見上げると。。。

チューリップも見頃。

八重のチューリップは頭が重くて倒れてしまっているものも。

この蓮が咲く頃、また来たい。

 

ぎっくり腰は少しずつ良くなってはいるけれど、まだ前屈みの姿勢はとれない。そして座っているよりは歩いている方が楽。動かせる範囲でできるだけ体を動かした方がいいだろうと思って、ぼちぼち歩き始めている。 

ぎっくり腰でもやらねばならぬことがある

八重桜が咲いたので、蕾があるうちにと桜の花の塩漬けを作り始めた。数日前にぎっくり腰になり、本当はちょこちょこ動き回ったりしたくないんだけど、利用できるものは利用しないと勿体ないという性分で。。。花は高い枝にばかり付いていて、手が届く下の方は少ない。

 

去年のがまだ残っているし、今年は少しだけ。タッパーにラップを重ね、塩を敷いてから、洗った花を並べる。

 

上にも塩を。雪に埋もれたよう。

 

レモン汁をかけて、空気が入らないようにラップを閉じて

 

均一に力がかかるようにしてから輪ゴムで巻いた。本当は重石をするところ。でもゴムでも十分押さえられているようなので、これでも大丈夫じゃないかな。

この状態で3日置く。

 

今、庭で咲いているのは姫リンゴ。

 

道路っぷちにちょっとだけ植えている苺の花も。

 

今年は房スグリの実がたくさん付きそう。

 

最近、半年に一回くらいぎっくり腰になる。今回は特に酷い。数週間前から腰の調子が悪く、ストレッチポールを使っても治らなかった。いよいよ悪くなってきたと思った夜、一度ベッドに入ってからトイレに行こうとしたが体を起こせない。やっとの思いでベッドに腰掛けたものの、その態勢から立ち上がれない。激痛で上半身を前に倒せないし、横にも後ろにも動かせない。脂汗をかきながら壁につかまり、ようやく立ち上がった。体をひねることもできないので、トイレでお尻を拭くのも大変💦

 

前屈みになれないので、下の方にある物を取ったりするにもしゃがまなければならず、そこから立ち上がるには上半身を動かさず、スクワットと同じ要領で腿の力にしか頼れない。こういうときに限って、普段の何倍も物を床に落とすし!その度に溜息が出る。一日に何回深~いスクワットやってんだろ?この数日で腿の筋肉がすごく鍛えられたような感じがする(笑)。

 

一歩一歩が腰に響く。スーパーでの買い物中も、ショッピングカートにがっちり寄りかかり、超スローでしか歩けない。杖をついた老人の後を歩いてちょうどいい。洗面所で顔が洗えなかったり靴下がなかなか履けなかったりで、身支度にもいつもの10倍くらい(初めは30倍と書いたけど、さすがに大袈裟かな)時間がかかっている。父の着替えが遅いのがなぜなのか、身をもって理解できた。体が動かないってこういうことか。二カ月前に母の希望でお風呂に付けた手すりを、まさか私がこんなに早く使うことになろうとは。年を取るって辛いなあ。このぎっくり腰が治ったら、腹筋と背筋の筋トレをすると誓ったのだった。

今年こそ南陽に実をつけたい

庭のサクランボはナポレオン、佐藤錦南陽が満開。高砂が2分咲といったところ。

佐藤錦

 

南陽も去年以上に花をつけている。

 

今日で受粉作業は3回目。特に南陽はナポレオンと受粉させるように意識してやっている。去年の失敗を繰り返すまじ。 

高砂がもっと咲いたらそれとも受粉させてみるつもり。南陽がまだ咲いていればいいんだけど。毎年父は自宅でのこの作業のついでに、親しくしている近所の人でサクランボがある2、3軒の家の受粉をしに行っている。そこで我が家とは違う品種があれば、毛ばたきについたその花粉でチャンスが増えるかも。ブラックチェリーを植えているお宅があるんだけど、これは南陽との相性どうなんだろう?ここまでやって、それでも南陽に実がつかなかったら、もう諦める。

 

南陽の花は微かながらいい香りがする。花が少ないときは気がつかなかった。ウチの他の品種はほとんど匂いがしないのにね(鼻が悪いだけか?)。子供のころ、チェリー味のアイスクリームが大好きだった。サクランボってこんな味じゃないのにな~と思いつつ、ピンクのアイスの中に赤い実がポツポツと入っているビジュアルに惹かれていたような気がする。でも南陽の花(実ではない)はまさにチェリーのアイスクリームの香りがするのだ。梅の飴とかの香りとも似ている。

 

庭の花も次々と咲き始め、今は芝桜が満開。これもいい香り。

日々、刻々と変わる草木の様子

ほぼ毎日行く近所のスーパーの向かいの桜がすごく綺麗で毎年楽しみ。3本あって、たぶんそれぞれ別のお宅の木。

特にこれ↓は低い所にも枝があって、歩道を歩くときに目の前にある感じなのだ。

通る人がよく足を止めて見上げていく。

 

川下公園にも行ってみた。

後で過去の写真をチェックしたら、同じアングルで撮ってた。発想がパターン化してるのね。。。

ここは苗木のような若い桜が植えられて保護されているエリア。見応えのある木になるのにどのくらいかかるんだろう。

こっちは山桜かな。

公園の周囲に植えられた白樺の若葉も芽吹いてきている。

 

この時期って、数日で草木の様子がすっかり変わるんだよね。