原風景はがら~んとした原野
よく晴れて風もない。ウォーキング日和なので、久し振りに川下公園へ。
ちょうど1年前にもこの公園の写真を載せた。また同じような写真になった。
今日は歩いている人が多く、歩くスキーやノルディック・ウォーキングの人とも何人かすれ違った。
綺麗に除雪されていて歩きやすい。
普通の歩道がこんな風に除雪された部分は凍ってツルッツルになっていることがあり、歩くにも注意が必要。でもここはふかふかの雪が降った後だし、すぐ下に氷の層もなさそうので滑る心配もない。
生まれてからずっと雪国に住んでいても、雪景色は見飽きない。本当に綺麗だといつも思う。
し~んとしていて、がら~んとした、こんな風景が好きだ。
私の家の周辺は私が2,3歳の頃から急速に宅地化されたようだが、その頃の写真を見るとシベリアかと思うような所だ。おぼろげながらも、荒涼とした原野の記憶はある。
寒々とした景色や空気感が好きなのは、それが私の原風景だからかもしれない。
マッシュポテトとアボカドのおいしい組み合わせ
”森のバター”ことアボカド。私はわさび醤油で手巻き寿司風にする他、生春巻きやサンドイッチの具に加えたり食パンに乗せて焼いたりと、頻繁に食べている方だと思うが、味が特にバターっぽいと思ったことはなかった。
それが今日、たまたま晩御飯のおかずの一品として出したとき、肉料理に添えたマッシュポテトと一緒に食べてみたら。。。ほぼバターだった。大きいバターの塊を乗せて食べているような感覚(アボカドにはお醤油を付けてます)。でもくどくない。何これ?おいし~い!
マッシュポテトとアボカドの柔らかさがちょうど同じくらいだったのが肝だと思う。アボカドとじゃがいもの相性がいいのは知っていた。でもアボカドは潰さず、じゃがいもは潰してというのがポイントかと。食感や硬さの組み合わせがここまで味に影響するとは。。。
マッシュポテトは牛乳、塩、こしょうの他にバターも控えめに入れて作っている。でもお醤油を付けたアボカドと一緒に食べるなら、バターはいらないかも。マッシュポテトの3分の1から半分くらいの量のアボカドが適量かな。この食べ方、我が家では定番になりそうです。
真冬日だけど、寒さはそんなに感じない
真冬日は昨日からだったかな。昨日は札幌で最高気温がマイナス7℃だったっけ?でも家から外に出た瞬間も、特に寒いとは感じない。風がないせいかもしれないし、私は長時間外にいるわけでもないからね。でも手袋はしてた方がいい。
私はマフラーも基本的にはしないし、頭が暑くなるのが嫌いで帽子も持っていない(コートのフードはたまにかぶる)。だから「関東地方の気温が低かった」などのニュースで東京の人がマフラーをがっちり首に巻いて寒そうにしている姿を見ると「そんなに寒いか?」と思う。母は「風があるから東京の冬は寒いよ~。」と言う。同じ気温なら東京の方が体感気温が低いのだろう。
暖かい地方に住んでいる人が恐れるほど、こっちの冬は寒くないよ。札幌程度の気温なら、だけど。
南向きの庭の木に温度計を下げている。今日の13時頃、部屋の窓越しに撮った。マイナス8℃くらい。
雪がしんしんと降っている。
ロンドンの自然史博物館 恐竜の骨格標本が撤去される
ロンドンの自然史博物館と言えば、行ったことがなくても中央ホールに恐竜ディプロドクスの骨格標本のレプリカがあることを知っている人は多いだろう。私もその一人だ💦 自然史博物館の顔とも言えるこのレプリカが撤去されることになり、明日(4日)から解体が始まる。解体後は2018年から3年かけて、英国内の8カ所で巡回展示されるらしい。
オブザーバー(ガーディアン)の記事
1898年にアメリカ、ワイオミングで発掘されたディプロドクスの化石は、スコットランド生まれの実業家カーネギーがピッツバーグにある自身の博物館用に入手した。そのスケッチを見たエドワード7世の要望に応え、カーネギーがレプリカを寄贈したのだそう。へぇ~。
別の記事によると、これはレプリカである上に、何体かのディプロドクスのパーツの寄せ集めらしい。それならロンドンの自然史博物館がこのレプリカにこだわらないのも、なんとなく理解できる。
代わりに展示されるシロナガスクジラの標本、見てみたいな。子供の頃見た図鑑に、シロナガスクジラと他の動物や建物を比べる絵があった。アフリカゾウでも比べものにならない程大きくて、すごいな~と思ったものだ。
大英博物館や、自然史博物館の隣のヴィクトリア&アルバート・ミュージアムには何度か行ってるが、なぜか自然史博物館には行こうと思わなかった。壮麗な建物だし、展示物も私ならこっちの方がずっと楽しめそうなのに。無意識のうちに”子供向け”という気持ちがあったのかもしれない。バカだね、私。まあ、恐竜の骨格標本はなくなっても自然史博物館はずっとあるんだから、今度ロンドンに行ったら絶対に見学してみよう!って、たぶん10年後ね(泣)。
ナレーションが気になって集中できなかった プラネットアースⅡ
NHKとBBC共同制作のプラネットアースⅡ(第1集)を見た。映像は期待以上に美しかった。機材が進化したとはいえ、一体どうやって撮ったのかと感嘆せずにはいられない。でもせっかくの映像にイマイチ集中できなかったのだ。ナレーションのある点が気になって。
豊川悦司のナレーションだ。見ているうちに、”野生動物”、"生命"などの読み方が気になり始めた。「ヤセイ」は「ヤセー」、「セイメイ」は「セーメー」のように、「エイ」と表記される音は「エー」と読むのが日本語のルールのはず(もちろん、毛糸(毛+糸)や魚のエイなどの例外はある)。それを豊川悦司は「ヤセイ」「セイメイ」と読むのだ。他にも「南米」は「ナンベー」ではなく「ナンベイ」、「生と死」は「セイとシ」など。聞いていてイライラしてきた。
ナレーションのプロではないのだから、流暢さはもちろん、言葉の区切りなどに多少違和感があるのはしょうがない。アクセントに至っては、アナウンサーでも標準語である必要はないと私は思っている。変化していくのも言葉の宿命。でも、あの読み方はそういった不慣れ、不注意、癖などとは違う。
豊川悦司は普段からあんな読み方(しゃべり方)をしているのか。たぶんそうではないだろう。表記通り読むのが正しいと思って、特別に意識してやっていたとしか思えない。その不自然さが耳障りなのだ。一方で、「ドウブツ(動物)」などの「オウ」の表記の場合はちゃんと「ドーブツ」のように「オー」と読んでいる。「セイコウ(成功)」は「セイコー」と。NHKの方でも、ナレーション収録時にある程度のダメ出しはしてほしい。
途中からうんざりしてきて、「もう英語で聞こう」と音声を変えようとしたら、二か国語放送じゃなかった。。。共同制作だから、NHKでも別にナレーションを入れて作ったんだね。でもBBCがアナウンサーを使っていないのは、あのアッテンボローだからでしょ。NHKは俳優を起用して無理に独自性など出そうとしなくていいから!いつも変な小細工が余計なんだよ。
プラネット・アースⅡ、楽しみにしていただけに残念だ。普通のアナウンサーのナレーションで安心して見たかったなぁ。せめて二か国語で再放送してくれないものか。
ちなみに、歌では昔からあのような読み方があった。「大きな古時計(フルドケイ)」や森昌子の「先生(センセイ)」など。音楽の場合は音程に合わせた言葉の響きの関係もあるからかなと思う。でも普段の会話でそんな言い方はしないだろう。時計のSEIKO(セイコー)とセイコーマートぐらいでしか、私は聞いたことがない。ただ、最近はCMの社名でいくつか耳にして違和感を覚えることはある。流行りなのだろうか。
スパークリングワインは雪の中
札幌で23日から24日にかけて降った雪は12月としては50年ぶりの量だったらしい。重く湿った雪で、23日は雪かきが大変だった。先月の始めといい、今月の10日といい、今年はウン十年ぶりという雪が多い。ドカッと降っては融けて。。。の繰り返し。
24日は天気が良く、新雪がまぶしい。
クリスマスイブのスパークリングワイン。キンキンに冷えたのが好きだ。この時期は、飲む2時間ほど前に玄関の前の雪の中に突っ込んでおくのが、我が家のやり方。冷蔵庫が満杯になりがちな年末年始には便利なのです。