石田組のビオラ奏者よ、もっと前へ!

15日のNHK「ららら♪クラシック」で石田組という弦楽アンサンブルが紹介されていた。 

石田組はヤンキーのコスプレ(?)をした石田泰尚というバイオリニスト率いる男性だけのアンサンブルで、番組の最後にディープ・パープルの「紫の炎」を演奏。聴きどころはビオラのソロ(ギターソロ部分)とのこと。「前に出るように石田さんが手で合図してきて、頭の中が真っ白になりました。」と控えめに語るビオラ奏者。昔々、おとなしかった頃のリッチー・ブラックモアに派手に演奏するよう指示してきたロード・サッチと石田組長が重なるではありませんか。

 

原曲をかなり忠実に再現したアレンジだった。組長も非常に真面目に(笑)ボーカルとキーボードソロ部分を演奏。で、肝心のビオラはというと。。。音、小さっ!せっかくマイクが前方にセットされてあるのに、そこから何歩も後ろに引っ込んだところで遠慮がちに弾くビオラ奏者。お上品すぎ。

 

「BURN」の歌メロって同じ音が続くだけだから単調だし、私はこの曲のリフも特にいいとは思わない。もっぱらギターソロとキーボードソロのための曲だと思っている。ギターソロは勢いがあり、繊細なフレーズもあって、リッチーが乗ってる印象なのだ。ビオラ奏者ももっとガンガン前に出てほしかったよ。

 

数カ月前のコンサートでの動画があったので一応貼っておく。う~ん、バラバラじゃない?「ららら♪クラシック」での演奏の方が揃っていて、ずっとよかった。何テイクも撮ったのかな。それでもビオラの音、小さかったけどね(しつこい)。

 

手作りすると更に美味しいイギリスのビスケット

britisheigo.com

↑これを参考に作ってみたら、簡単な上に既製品より美味しくてリピート。今のお気に入りおやつになっている。この商品は近所のスーパーで売っていないので今はほとんど食べることはないのだけれど、イギリスにいた頃は全粒粉やオーツを使ったビスケットが好きでよく買っていた。 

 

上の日本語のレシピで「オーツ」と書かれているのは、写真でわかるとおり「オートミール」のこと。私はミューズリー用にオートミールを常備しているので、家にある材料で気軽にパパッと作れる。ゴールデンシロップはメイプルシロップとハチミツを混ぜて代用して問題なかった。砂糖はきび砂糖を使用。ゴールデンシロップの原材料もサトウキビだし、このような素朴なお菓子にはグラニュー糖よりコクがあって適していると思う。

ゴールデンシロップ以外でも、好みに合わせてアレンジできるのが手作りのいいところ。私は上のレシピの塩の量を減らし(バターは有塩)、砂糖も100gから70gに。ぎしっとした食感が好きなので粘度のあるハチミツとメイプルシロップを少々多めに。既製品はホブノブにしても全粒粉ビスケットにしても塩気と甘味が強すぎて(要するに味が濃すぎる)、あまりたくさん食べられなかったのだ(どれだけ食べるつもり?)。イギリス人にとっては、この甘じょっぱいのがいいのかもしれないけどね。

 

クルミを混ぜたバージョン↓

生地がかなりべちゃべちゃなのでオートミールを20g追加。水気が少なくなるせいか、ボール状の生地がいつまで焼いても潰れない。それで、膨らんできたところで一旦取り出し、スプーンの背で軽く潰してオーブンに戻している。ウチのオーブンでの焼き時間は17分前後(1個の大きさにもよる)。

これはプレーン。冷凍保存できます。食べるときは自然解凍でOK。ザクザクで美味しいよ。

高齢者の”せん妄”に注意!

「いよいよ来たか、認知症」と思った。あまりにも突然の父の壊れっぷりに、こっちの気持ちがついていかなかったが、それ以上に介護がきつくて体がついていかなかった。結論から言うと、認知症ではなく(心原性の脳梗塞を繰り返しているし、もうすぐ86歳なので認知機能の衰えはある程度あるが、今のところ日常生活に支障をきたすほどではない)せん妄だったのだが、ショックな出来事だった。せん妄とは高齢者には特によく見られる急性の意識障害で、病気や痛みなどのストレス、薬剤などが原因になる。認知症と間違われやすいという。父の場合は、脊柱管狭窄症と腰のヘルニア用の痛み止めが主な原因だったようだ。

 

元の元をたどって、あれさえなければと思うのが、ちょうど一年前の胆振東部地震だ。地盤の緩い地域にある我が家は傾きこそしなかったものの、地盤沈下で家の周りは穴だらけになった。一部外れた台所の下水管を5月に一度修理したが、その先の汚水枡も傾いていて詰まりやすいので、外の下水管も汚水桝も入れ替えることにした。かなり大掛かりな工事で、丸5日かかった。よりによって、記録的な暑さが続いた7月の末から8月の始めにかけてのこと。

 

このときの異常な暑さで、家庭菜園の野菜は毎日夕方に水やりをしないと干からびるのは確実だった。しかし、外の蛇口は工事の関係で使えない。それで、家の中でバケツに水を汲み、ベランダから運んで水やりをすることにした。外は私がやり、水を汲んでベランダまで何度かバケツを運ぶのは父にやってもらった。それを2日やった。たぶんそれが悪かったのだろう。父は元々軽度の脊柱管狭窄症を患っていて、翌日から腰から右脚にかけて酷く痛むようになった。

 

レントゲンで見たところ、数年前より脊柱管狭窄症が悪化しているとのこと。高齢なので手術はあまり勧められないということで、貼り薬とロキソニンを処方され、リハビリに通いながら様子を見ることになった。薬はどちらも効かなかったが、たまたま2日後に行った脳神経外科で「ロキソニンはワーファリン(抗血栓薬)の効きを強めるので、できれば飲まないように」と言われ、どっちみち効かないのでロキソニンは中止した。それからしばらくは貼り薬のみ。起床後数時間は少し痛みが少ないが、基本的には立ち上がるのにも顔をゆがめ、移動は杖をついてトイレに行くのが限界。リハビリでも仰向けに寝のを痛がり、座ったままの筋トレを少しやるだけ。このままでは寝たきりになるので、手術も念頭に入れMRIを撮ったら、ヘルニアも見つかった。幸い、吸収されるタイプのヘルニアだという。

 

痛みが一向に引かないので、ロキソニンの代わりに出されたのが座薬とトラムセットという鎮痛剤だった。この日(木曜日)の夜からトラムセットの服用を初めた。効かなかったが、金曜、土曜と飲み続けたところ、日曜の朝から父の様子がおかしくなった。

 

パジャマを半分脱いだ状態でぼんやりとベッドに腰掛けている。服の着方がわからないらしい。パンツを履く前に股引を履いてしまい、パンツを履かせようとしたら、一つの穴に両足を入れてしまう。シャツ類は全部後ろ前。「後前だよ」と言うと「反対になってるのを買えばいいだろ」と、冗談なのか本気なのかわからないことを言っていた。痛みが酷く、立ち上がるもの辛いので座薬を使う。効き目あり。かなり楽になったようだ。補聴器を手渡すと食べようとしたり、食事中はコーンスープをお箸で食べようと苦戦していたり。

 

月曜日の朝食後にトラムセットを飲ませてから「ボケているのは、もしかしたらこの薬のせいかも」と思い、電話で薬局に相談した。中止した方が良いと言われ、ここでストップ。薬が抜けるのに一日程度かかると言われる。座薬使用で痛みは減っていたが、この日の午後から下痢が酷くなる。下痢のため、座薬も止める。

 

火曜日。杖をつきながらのヨタヨタ歩きではあるが、家の中を移動する程度の距離ならなんとか歩ける。痛みはこの一か月で一番良い。しかし下痢が止まらないので内科を受診。胃腸炎との診断。一応、急に酷い認知症的な症状が出ていると医師に話したが「トラムセットでそのようなことはありません」と、あっさり否定される。私が薬局に薬を取りに行っている間、父は母と一緒に病院の待合室で待っていたのだが、外を見て「ずいぶん雪が降ったなあ」と言っていたそうだ。おむつをしてはいたが、トイレに間に合わないことも何度か。深夜も下痢で頻繁にトイレに行くため、転倒が心配で、私は就寝時2階の自分の部屋のドアを開けっ放しにして、杖をつく音がしたら降りて行っていた。この日からトイレの後で水を流さなくなったので「お父さん、トイレの後は水を流してね」と言うと「どうやってやるんだ?」痛み止めを止めてほぼ2日経つのに。。。トラムセットの副作用ではなかったのか。。。 

 

水曜日の朝。父の様子が変わっている。服もちゃんと着れるし、脱いだパジャマは以前のようにきちんと畳んで枕元に置いてある。日曜日から火曜日まではぐちゃぐちゃのまま放り出していたのだ。受け答えも前日までとは違ってしっかりしている。

 

この日は整形外科と脳神経外科の受診日。整形で診察に呼ばれる前に看護師にせん妄らしきことがあったことを伝えると、診察時に医師は「具体的に教えてください」。いつから服用を始め、いつ止めたか。いつからどんな症状が出て、いつまで続いたか、といったこと。医師の知る限りではトラムセットでそのような症状が出たことはなかったようだが、神経に作用する薬なので、脳に影響が出ることも考えられるというようなことを言われた。内科では薬との関係を否定されていたので、単なる認知症であって、薬のせいではないと言われる覚悟もしていたが、丁寧に対応してもらえて安心した。医師が父に「今のお話のような事、ご自分では覚えていますか?」と訊ねると、父は「いえ、全然覚えていません」。内科(初めての病院)に行ったことすら覚えていなかった。一応脳神経外科でも話してみたところ、「トラムセットは麻薬系の薬ですから。。。」と。

 

この薬の”よくある副作用”ではないのだろう。父の場合は身体に関するいろんなストレスが重なっていたところに服用した薬が引き金になったのではないかと思う。心臓の手術を控えた不安(心理的な負担になっているようなので、やめることにした)に加え、一カ月前からは腰と足の痛み。悪い事は重なるもので、ヘルニア等を発症したのとほぼ同時に奥歯が割れた。ろくに歩けない状態で、整形外科、脳神経外科に加えて歯医者通いも始まっていた。とにかく毎日病院通い。私も父の病院に付き添い、母の病院の送迎、普段の家事に加えて下痢で洗濯の回数も増え、最後の2日は睡眠もとれなくなり疲労困憊だった。4日目で回復してくれて、ギリギリ助かった。

 

父がせん妄から回復して、今日で一週間。車での病院通い程度なら院内では車椅子も必要ない程度に歩けるようになった。希望が見えてきたせいか、表情も明るくなり、以前のように冗談もよく言うようになっている。私も普通に睡眠がとれるようになり体力も戻った。が、今回のことで、将来また何かあったら共倒れになりかねないという危機感を覚えた。介護保険の区分変更見直しを含め、ショートステイなどの利用も視野に入れ、対策を検討中なのである。

ストランドビーストを見てきた


STRANDBEEST EVOLUTION 2017

美し~い! いつまででも見ていられる。テオ・ヤンセンがストランドビーストの歩みを見守る姿は、神が自ら創造した生物を慈しんでいるよう。

 

前売り券を買って楽しみにしていたのに、時間が取れなかったり暑すぎて出掛ける気になれなかったりしているうちに、急がないともう終わっちゃうよって時期になってしまった、芸術の森美術館のテオ・ヤンセン展。

 

入ってすぐのは、以前、組み立てキットで作ったことがある模型の元になっている作品っぽい。

これこれ。会場のショップにも置いてあった。私が買ったのは「大人の科学マガジン」だったかな。

部品が壊れて、つい最近捨てた。

 

会場に入ったのが2時ちょっと前で、2時からのアニマリス・プラウデンス・ヴェーラとアニマリス・オルディスのデモンストレーションが始まるところだった。動画の貼り方がわからないので写真のみ。

アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ。こんな大きいのが目の前で動くと迫力ある。生き物のような足の動きが本当に不思議なんだよなあ。ほんの数歩しか歩くスペースがないのが残念。

結束バンドでなどでつないでるのだ。

 

うねって進む系。

実際に押して動きを体験できるコーナーもあった。

体験した子供が「すごく軽い!」と言っていた。

 

第二会場へ移動する。

こんな小さいのもある。

小さいと動きの”虫感”がアップ。大きいのだとムカデみたいな動きでも畏怖の念さえ抱くのに、小さいと気持ち悪いと思う。なんでかな。

 

3時のデモンストレーションを見に、第一会場に戻る。

アニマリス・オムニア・セグンダ(もしかしたら名前違うかも)

これでも重さは100キロちょっとなんだって。地面に垂らしたチューブで水を感知し、杭を打って方向転換するという。どこまで進化するんだろう。テオ・ヤンセン、天才だね。

 

ビデオのように砂浜でガンガン進んでるところ、見てみたいなあ。

昼間っから横になる派ですか?

心臓の具合が悪く、先日病院へ行った。 

症状は、就寝時に仰向けになると息苦しい(大きく息を吸っても酸素が入って来ないような感覚)というもの。腰から上を高くして寝ると楽なので、一カ月程そうしていた。息苦しさが強くなったら身体を起こしてしばらくすると治まる。昼間は掃除機をかけたりする程度の運動で動悸が激しくなる。

 

しばらく様子をみていたが良くならないので、持病でかかっている総合病院に予約の電話を入れた。症状を話したところ、主治医から循環器の医師に話が行き、直近の土曜日の午前中に無理矢理ねじ込んでくれたようで、感謝。

 

血液検査、エコー、心電図、レントゲンを済ませ、診察へ。

結果、心臓には問題ないとのこと。精神的なものと簡単に決めつけることもできないし、原因は何とも言えない、ということだった。すっきりはしないが、この数日前から症状がなくなっていたこともあり、心臓に異常がないなら、まあいいか、という気持ちになった。

 

担当の医師は検査結果を細かく説明してくれたし、4年前からたま~に心臓の調子が悪くなっていたいきさつを丁寧に聞き取ってくれた。後に誰もいなかったせいか、問診だけで20分程も時間を取ってくれただろうか。私の方が「先生は忙しいのに、こんなに時間を取っていいのかな。。。」とそわそわしたくらいだ。なのに、血液検査の結果が出るのに時間がかかり待ち時間が長くなったことを詫びられ、恐縮した。ここまで丁寧に診てくれた上で心不全ではないと言うのなら、これ以上調べても無駄だと納得した次第。

 

結果は同じでも医師の対応の仕方次第で患者の受け止め方は大きく変わるものだ。どんな仕事でも言えることだが、仕事ができるのと同じくらい誠実な態度が大事。最近の、特に若い医師は学生時代からそういうことを教育されているのか、横柄な医師って、いなくなったね~。

 

前置きが長くなってしまった。

問診中に「昼間、横になったときでも息苦しさはありますか?」と訊かれ「昼間、横になることはないのでわからないんですが。。。」と答えながら思った(普通、昼間っから横にはならないよね?まあ、先生は激務だから、たまにゆっくりできる日は疲れを癒すために昼間っから横になることもあるのかなあ)。すると、その夜たまたま読んだ本、穂村弘の「蚊がいる」にこんな話があった。穂村氏の友達が言ったそうだ。

 

以下、部分的に抜粋

「あたしは家では食べてるときと家事をしているときと外出前の準備をしてるとき以外は、基本的に横になっているのね。~中略~ みんなもそうかと思っていたら、そうでもないことが結婚して初めてわかったの。彼はほとんど横にならない。座ってる」

 

「座ってる」って(笑)、当たり前でしょ!と心の中で突っ込んだが、穂村氏も「みんなもそう」とは思わないが大抵くたっと横になっているそうだ。へ~。他人の日常生活って、聞いてみないとわからないものだ。私自身はどうしているかなと改めて考えてみたら、基本的に立っている。食べてるときとお化粧するときと車を運転しているときと、最近ではピアノを弾いているときと、時々親の病院に付き添って待合室にいるとき以外は立っている。それ以外は家事をしているからなんだけど(仕事はしばらく前に辞めたので)。座るのは夕食後の後片付けが終わってからだ。その代わり、それ以降は座りっぱなし。普通はそうじゃない?いやいや、そうでもないんだね、きっと。

 

蚊がいる (角川文庫)

蚊がいる (角川文庫)

 

 

道端の木苺

交差点で信号待ちするちょっとの間も日陰を探さずにはいられない暑さ。お店の駐車場の角の植え込みの陰に立って、ふと振り向くと

ラズベリー

ラズベリーは灌木ってイメージだけど、これは高さが2メートル以上ある。

木苺は種類が多いらしいから、ラズベリーではないのかも。

(7月30日追記 桑かもしれない。)

 

子供の頃は道端の雑草に交じって、よくグズベリーが生えていた。生で食べるものではないようで、美味しいと思ったことはなかったけど。ヨモギを摘みながら祖母の家に行き、ヨモギもちを作ってもらったり、ハコベを摘みながら登校し、学校で飼育しているウサギにやったりしてたなあ。家の周りは原野みたいだったから。

 

これはロイズのローズガーデンのベリー畑にあったグズベリー(7月5日)。

ついでにハスカップ(たぶん)も。

 

我が家のブルーベリーは10日ほど前から食べ頃になっている。写真は今日の。

木が成長すると実も大きくなるのか、年を経るごとに大粒になっていく。酸味がなく、食べやすい。

ブルーベリーが熟すると、夏も盛りという感じがする。

ただバタバタと月日が過ぎていく

私の部屋の扇風機は記録的な高温が続いた5月の末に納戸から出した。居間の扇風機は一応10日程前に出した。なのに父は「さて、そろそろ(補助暖房の)ストーブを出すか。。。」と。「お父さん!これから暑くなるんだから!この間ストーブをしまったばっかりでしょ。」

脳梗塞を繰り返し、いよいよ認知症が重症化してきたか。。。とも思うが、実のところ私自身も今がどの季節なのか、日にちを意識しないと一瞬ピンとこなかったり。今って夏だっけ?と。暑さが苦手なので、個人的には涼しい夏はありがたいが。

 

本格的な夏はまだこれからとはいえ、もう2019年の半分は過ぎてしまったのだ。いつにも増して早過ぎる。先月と今月、父が入院したこともあり、バタバタしているうちに日々が過ぎていく。

 

7月9日に房スグリのジャムを作った。

 

茎を取り除いて430g。砂糖は130gにしておいた。味を見ながら適当に。

 

同じ日の紫陽花。今年は紫陽花も咲くのが早い。

 

それから少しずついろんな種類が咲き始め。

今はこんな様子。

紫陽花は咲き始めから枯れる間際まで色が変わり、それぞれに綺麗。

 

サクランボの南陽は合計で40粒くらい実が生った。いつもは数粒だから、たった数十粒でも上出来。しつこく受粉させた甲斐があった。まだ木についている実もある。

ただ、皮が薄い(柔らかい)のか、雨が降らなくても真っ赤になる前に割れてしまう。でもこのくらいの色のでもすごく甘いのだ。それに大粒なので食べ応えがある。

手前から、南陽佐藤錦、ナポレオン(6月21日)。

 

これからトマトやゴーヤなど、野菜の季節。忙しくても作物の世話はしなければならないが、庭の草むしりとかをしていると無心になれるので、気分転換できる。親の身体のことなど、考えてどうなるものでもない心配事があるときは、庭仕事や掃除などの作業で頭を空っぽにするにかぎるとつくづく思う、今日この頃だ。