「札幌国際芸術祭 2017」開催中のモエレ沼公園に行ってきた

暑くも寒くもない晴れた日にモエレ沼公園に行くのは気持ちがいい。モエレ沼公園は10月1日まで開かれている「札幌国際芸術祭 2017」の会場のひとつにもなっている。

 

まず、ガラスのピラミッドへ。ここから見ると本当にピラミッド形に見える。

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1階の無料展示作品、《(with) without records》/  大友良英+青山泰知+伊藤隆

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約100台のレコードプレーヤーだって。時々ノイズ音が響く。

 

2階から上は有料エリア。 

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↑《climbing time / falling time》/ 松井紫朗 など。

2階と3階に何ヶ所かある入口から靴を脱いで入る。意外と短い。鑑賞ガイドには「自分がいるはずの場所、時間から、ふとどこか遠くへと連れ去られるほうなあてどない感覚を覚えることでしょう。」とある。いやいや、いくらなんでもそれは大袈裟。子供の頃、児童会館で入ったマジックハウスではそんな感覚になったけどね。

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写真の方がスケールが大きく見える。この作品の中にもレコードプレーヤーが。

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行き止まりにもレコードプレーヤー。これを確認して戻るとき、入口で男性二人組が靴を脱ごうか一瞬迷っていたようで「すぐ終わり?」と訊かれた。「なんかがっかりした顔してるから(笑)」と。そんなに顔に出てたか💦

 

外に自転車を使った作品があるようなので、そっちを見に行ってみる。

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モエレ山に自転車の列。《長征ーすべての山に登れ》/ 伊藤隆

 

別の角度から見ると

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モエレ山を右手に見る丘の上が私のお気に入りの休憩スポットなのだ。

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木陰に敷物を敷いて、持参した飲み物などでひと休み。

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ここからだと、左前にはプレイマウンテン

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右奥にはガラスのピラミッドなど、広く見渡せる。

 

沼地だったこの土地は、不燃ゴミの最終処理場として利用された後、公園にされることが始めから決まっていたらしい。短期間で変化の激しい場所だよな~。

 

帰り道、いつも同じ場所で写真を撮ってしまう。

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平日にしては人出が多かったのは、やっぱり芸術祭が開かれているからでしょう。今の時期はピクニックにも最適なので、観光客でものんびりしたい人にはお勧めです。

窓辺で苗作り ⑩  トマトを収穫 

室内で種を蒔いて苗を作ったミニトマトを始めて収穫した。

中玉↓と

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小玉↓

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ダイソーの種は中国産なので、袋には西紅柿(M)と小西紅柿と書いてある。中国語でトマトは西紅柿っていうんだね。つまりトマトとミニトマト。でも出来たのは小玉が直径4.5cm、中玉が3.5cmと大きさが完全に逆。日当たりの差か?

写真ではオレンジ色っぽく写ってるけど、実際はもっとおいしそうな濃い赤。これ↓は本当の色が出ている。

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右が小玉で左が中玉

見た目は良い。さて、肝心の味はいかに?

 

酸っぱいんじゃないかと思ってたけど、そんなことはなかった。若干、味が薄いような気もする。時期が遅くなったせいかもしれない。

ダイソーの2袋100円のトマトの種、十分使えるよ。中国産が気にならなければ、だけど。

 

ゴーヤはようやく普通サイズのが採れた。

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これで約23cm。

 

ハマナスの実が赤くなっている。

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トマトの種を採取

今日、扇風機を納戸にしまった。この夏は7月に猛暑でどうなることかと思ったが、札幌では真夏日も7月15日が最後(今のところ)だった。8月に真夏日がなかったので、あんなにヒーヒー言っていた7月前半の暑さの記憶も薄れ、過ごしやすい夏だったような気さえしている。最近はさわやかな秋風が吹いている。

 

庭の作物は寂しくなりつつある。

ウチで毎年植えている野菜の内、ささげと枝豆(黒千石)はずーっと前から種を採取して植え続けている(自家採種というらしい)。

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ささげはこんな風に種を採る物を決めて印をつけておくが(写真は8月23日)、枝豆は適当に株を残す。お正月には黒豆の煮豆としても使うので、多めに採っておく。

 

今年は実験的にトマトでも種を採ってみることにした(多分、後で苗も買い足す)。市販されている種にはF1種と固定種があるらしい。F1の実から採った種を植えてできたF2は形質にばらつきが出るので敬遠されるということなんだけど、農家じゃないから別にいい。むしろ、陰に隠れていた劣性遺伝子の形質が姿を現すのがおもしろそう。F1ほど丈夫じゃないとしても、まあいいのだ。

 

今年、ホームセンターで買った3種類のトマトの苗のうち、品種名が書いてあったのはミニトマトのアイコ(F1)だけ。他の大型、中型トマトの名前はわからない。

 

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熟したのを数日放置して

 

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種を洗って陰干し。左から、大、中、小(アイコ)。キッチンペーパーに挟んで干したら、紙がくっついてしまった。

 

f:id:blackiex:20170831201227j:plain目薬の袋に入れた。カビが生えないよう冷蔵庫で保管した方がいいらしい。う~ん、このままでも大丈夫だと思うけどな~。冷蔵庫も昔と違って湿度が低いわけじゃないし。ま、でも一応入れておくか。

 

来年の夏、どんなトマトができるでしょう? 

「今の車で最後」と思っているのに。。。

今乗っている軽自動車は、父が運転を辞めて、我が家では私しか運転しなくなったのを機に親が買ってくれたものだ。もうじき7年になる。走行距離が少ないせいもあるだろうけど、これまで何の問題もなく使えているので、少なくともあと5年はこれに乗るつもりでいる。仕事と親の病院の送迎などで車は必需品だ。 

 

車は、あれば便利な”足”。行動範囲を格段に広げてくれる。でも将来ひとりになったら車は必要だろうか、とたまに考える。もしマンション暮らしになったら駐車場代もかかる。いつまで今と同じ仕事をしているかもわからない。できれば車は手放して、必要最小限の物だけでコンパクトに暮らすのが理想だ。

 

長年乗っている自分の車には愛着があるし、そこそこ気に入ってもいるけど、買うときは消去法だった。軽自動車を販売している所を一通り見て回り、四駆、値段、ある程度のデザインの好み、といった条件で絞り込んだ。元々、車に思い入れはなく(なぜか「おぎやはぎの愛車遍歴」は好きだけど)手の届く範囲の車で好きなデザインのもない。

 

ただ、中古車を含めばひとつだけ例外がある。昔の無骨なジムニーだ。といっても、中古を買うほどのこだわりはない(そもそも高齢の親は乗り込めないし💦)。スズキのアンケートの「好きな車種」ではジムニーを選び、営業の人にも「昔の角張ったジムニーが好き」と伝えた。

 

そんな声がたくさん届いたからかどうかはわからないけど、ジムニーが20年振りにフルモデルチェンジする、というニュース。 

スズキ ジムニー がついに20年ぶりフルモデルチェンジ! 東京モーターショーで公開か (レスポンス) - Yahoo!ニュース

 

正式な発表ではないけど、これならいいな~(って、買う気か?)。

 

仮に買うとしても5年以上先で、しかも利用するのが私だけだったら、という非常に可能性の低い話。その頃には私も相当な年だし。ま、でもジムニーからおばあさんが颯爽と降りて来るっていうのもいいんじゃない?と思ったりして。足腰を鍛えておかないと、”降りる”というより"転げ落ちる"ってことになりかねないけど。

もう欲しい物なんてないと思ってたのに、久々に物欲を刺激されるニュースだった。

窓辺で苗作り ⑨  室内育ちにもついに実が!

温室状態にしていた部屋のトマトの一部を玄関の風除室に移動させた。

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そのとき初めて、小さい実がついているのに気がついた。

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よく見ると、部屋の窓辺に置きっぱなしのにも、さらに小さい1cmほどの実がついている。

 

外に植え替えた方のは立派になって

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小玉↑

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中玉↑ 

小玉の方がずっと大きいし、実もたくさんついている。日当たりがいいせいかもしれない。木曜日までは天気がいいようなので、それまでに赤くなればいいんだけど。

 

気になるのは、うどんこ病になっていること。苗で買ったメインのトマト群から伝染った。初期なら病気の葉を取り除き、午前中に葉水をやれば治るらしい。治らなければ木酢液とか。

 

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一株だけ生き残ったゴーヤはなんとか大きくなったけど、今のところ実はひとつしか食べていない。

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12cmほどの小さい実。いつもなら毎日ゴーヤばっかり食べる時期なのに。

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今頃になって実がつきかけているものも。大きくなる前に寒くなっちゃうだろうなあ。

 

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これは枝豆(大豆)。

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採れたては格別なおいしいさ。

 

トマトのうどんこ病対策を始めなきゃ。

第67回 勝毎花火大会 に行ってきた

先日、6年振りにバスツアーで帯広の「勝毎花火大会」に行って来た。勝毎花火大会は毎年8月13日に帯広で開催される北海道最大規模(打ち上げ数約2万発)の花火大会だ。

 

前回(2011年)のと比べながら、今回の花火ツアーを振り返ってみる。 (6年前なので、料金の相場は変わっていると思います。)

 

今回は阪急交通の¥9980のツアー。札幌駅出発は9時20分。札幌着は翌14日の午前2時30分頃の予定。

前回は名鉄観光で¥6980。帰りに然別温泉に寄って休憩し、公共交通機関が動き始める時間に合わせて札幌に戻るプランだった。その方がいいと思い申し込んだのだけど、温泉に着くまで1時間のはずが渋滞で2時間かかり、お風呂に入るにも洗い場で(!)大行列。午前2時までの予定の休憩は切り上げられて更に短くなった。そんなわけで、休憩があるせいで余計に疲れてしまった。

 

今回のツアーは花火終了後は直帰だし、「中止の場合全額返金」というのが決め手になり、久し振りに行くのを決めた次第。有料席(プラス¥6600)は「中止で予備日に参加できない場合返金なし」なのが迷うところで、今回もパス。この程度のリスクも取れないのが節約生活の悲しさよ。。。

 

自由席は席を確保してからの待ち時間が長く、前回はカンカン照りの暑さがこたえた。「どうか涼しい曇り日になりますように。。。」との祈りが届いたのか、帯広の予想最高・最低気温は18℃、16℃。ちょうどいいではないか!札幌では小雨が降っていたのでヒートテックのインナー上下に念のため使い捨てカイロまで持ち、出発。

 

阪急交通のツアーだけでもバス11台。座席表を見ると私以外の一人参加も何人かいるようだ。行きのコースは前回、今回とも似たようなものだったかな。高速は混んでいるという情報から、高速に乗ったり下道に下りたり。今回は運転手さんが2人乗車していて安心だった。自分で運転しなくていいのが嬉しくて、車窓から飽きずに景色を眺める。

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日勝峠  なんにも見えません。

輪厚→鵡川→日高→清水と何度もトイレ休憩を挟みながら3時半に帯広着。「こんなにしょっちゅう休憩しなくても」と思うが、有料席の入場が4時からなのに合わせているらしいのだ(前回も同じ)。

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早く着けばもっといい席が取れるけど、あまり早く着いても時間を持て余すしで、微妙なところ。4時頃、会場に着いたときにはすでに良さそうな場所に空きはなかった。

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通路のすぐ後ろは、帰りの混雑を避けて早めに帰り始める人達の列が邪魔だし、急な斜面も長時間待つには向かない、というのが前回学んだこと。

 

それ以外で唯一空いていたのがこの辺り。木が邪魔なんだよね。

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でも花火は上の方だから、たぶん大丈夫だろうと、少し離れた所にレジャーシートを敷いた。

 

6時頃の気温は16℃台だったらしい。立ち歩いている分には快適。でもしばらく寝転がって本を読んだりしているうちに寒くなってきた。ヒートテックの上に長袖、更に薄手のウールのセーターも重ね着してたのに。たぶん前日までの雨で地面が濡れていたせいだと思う。下からじわじわ冷えてくる感じなのだ。数日前に添乗員さんからの電話で座布団を持って来た方がいいと言われたのに従って正解だった。

 

使い捨てカイロを背中とお腹に貼り、レジャーシートに包まった。周りにはダウンのコートを着ている人もちらほらといる一方で、半袖のシャツや浴衣の人もいる。 

 

開始の7時半までが長かったな~。6年前の日記を読み返すと「外で寝転がるなんて、普段はしない体験。4時間もどうやって時間をつぶそうかと思っていたが、意外にそれほど長く感じなかった」と書いてあった。この差はなんなんだ?寒さのせいか、年を取ったからか。

 

いよいよ第一部が始まった。花火は木の左側、ちょうど見やすい場所で良かった良かった、と思っていたら、第二部では右に移動。高い花火は見えるけど、低いのは全然見えない。これでさっさと見切りをつけて移動した。

 

打ち上げ場所方向に歩き、通路縁の角に一人なら座れるスペースを見つけて、そこに落ち着いた。こんな狭い場所で長時間待つのは無理でも、花火が始まってからの1時間半なら問題ない。しばらくしてふと後ろを見ると、いつの間にか私の後ろの通路にはみ出して座ってる人が大勢いた。

 

1分くらい動画を撮ってみたりもしたけど、それより自分の目で楽しまないと、もったいない。動画は本格的に撮ってる人がたくさんいるので任せます。花火の内容に関しては、前回の方が初めてだった分感激も大きかったかな。

 

フィナーレ以外では第四部ロゴスホームの後半が良かった。あまり良く見えなかった第二部の最初の部分も気になる。フィナーレは前回とすごく似てるな~と思い、帰ってからWikiで調べたら、勝毎のフィナーレはすべて錦冠(にしきかむろ)の連発なのだそうだ。今回も最後の最後は鳥肌が立ち、なぜかうるっとしてしまうのが不思議。

  

9時に終了し、バスは予定より10分程遅れて9時50分頃出発。帰りはずっと高速を利用。車の列が連なっているのでスピードは出せないものの、ノロノロ運転というほどでもなかった。短いトイレ休憩を2回入れ、1時半に大谷地着。タクシーなら札幌より大谷地の方が近いのでここで降りた。

 

いや~、花火は良かったけど疲れたわ。。。今度は絶対有料席にする!もう席の確保とか暑さ(寒さ)を心配するのも、レジャーシートや座布団で荷物が増えるのも嫌だ。有料席ならすべての気掛かり事から解放されるんだよね。それに何より、私は火の粉を被るような場所で花火を見るのが大好きなのだ(安全対策上、そこまで近くはないだろうけど)。今度こそはケチらないで、予備日もすべて空けて準備し、有料席で見ると決めたのだった。 

 

綺麗に撮っている方のを拝借


第67回 勝毎花火大会第6部 グランドフィナーレ 約束の空 2017/08/13 

バジルが大量にできたときは ~ クルミのジェノベーゼソース

バジルは採っても採ってもすぐ伸びてくるようになった。なんでもそうだけど、一気にドカッとできてしまうんだよね~。

写真は8月5日

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本当はこんな風に花を付けそうになる前に摘んでしまわないと、味が落ちる。

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食べるのが追いつかなくなると、ジェノベーゼソースを作る。

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葉が大きいのでボウルが小さく見えるけど、直径25cmのボウルです。これを洗って葉っぱだけにすると約180gだった。今回はその内の100gをジェノベーゼに。

 

松の実の代わりにクルミを使った”なんちゃってジェノベーゼ”。普段作るときは目分量だけど、今回は一応量ってみた。バジル100gにクルミは60g、ニンニク3片、塩小さじ1強、パルメザンは買い置きがなくて30gくらいしか入れられなかった。フードプロセッサーに入るだけ押し込んでオリーブオイルを加え、回して量が減ったら残りのとオイルを加えて回す、を繰り返す。

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オリーブオイルとパルメザンは少なめなので、食べるときに足すことにする。

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変色防止に、上にオリーブオイルで蓋をした。170cc入る瓶に3個弱できた。一週間ほど前にはもっと大量に作った。

 

これがあるとスパゲティを作るのが断然楽。まあ、ペペロンチーノだってこれ以上ないくらい楽だけど、これは包丁とまな板すら要らない。フライパンに(今回はソースに不足している)オリーブオイルとこのソースを入れて弱火で加熱し、最後に(やはり足りなかった)パルメザンを加えるだけ。塩気が足りなければ塩か醤油を足して。レトルトと同じ程度の手間なのだ。  パンに塗って焼いて食べても。私はやったことがないけど、肉料理などでも使えるらしい。

 

個人的な好みではバジルとトマト(とニンニクと鷹の爪)のシンプルなスパゲティの方が好きだし、ジェノベーゼは続けて食べると飽きる。でも冷凍保存できるので、バジルの消費が追いつかない時にお勧めです。