ウォーキングを再開
この半年で3キロ太った。週に3回程度の30分ほどのウォーキングをしなくなり、身体を動かす機会が皆無になっていたからだ。仕事がちょっとだけ忙しくなったり、外が暑かったり(私は暑さが大の苦手)。そうこうしているうちに、あっと言う間に根雪になって道が凍ってたり(数年前にブラックアイスバーン状態のコンクリートの上で転んで肘を骨折してから滑る路面が恐い)で、なんとなく歩かないでいるうちに、すっかり歩く習慣が日々の生活から消えていた。悪癖はすぐ身に付くのにねぇ。
太った見た目が情けないのはもちろん、50代も半ばになると運動不足で筋肉が落ちたり骨密度が減ったりするのも気になる。年も改まったことだし、またウォーキング(そんな大げさなことじゃないんだけど)を始めることにした。
川下公園、久し振り。昨夜かなり雪が降ったから滑る心配もなく歩ける。
駐車場が混んでると思ったら、ウインターフェスティバル中で、スノーラフティングボート体験をやっていた。スノーモービルでラフティングボートを引っ張っている。
楽しそ~! カーブでは外側に振り落とされそうな勢い。
子供たちが小さい雪山でそり遊びをしている(わかりにくいけど、右)。
子供の頃は長靴の中に雪がびっしり入っていても夢中で遊んだものだ。
丘ではスキーをする人も。滑り降りるのは一瞬で、登るのが大変なのよ。
わざわざ公園まで来なくても、歩く習慣を取り戻さなきゃ。
今年の目標:5キロの減量
3キロを目標にしたら、せいぜい2キロしか痩せないからね、私の場合。
悲しみのベーコン?
しばらく前にエラ・フランシス・サンダース著の「翻訳できない世界の言葉」という絵本を読んだ。
ある特定の言語(文化)でしか、きっちりしたひとつの言葉が当てはめられていない概念や感覚がある。例えば日本語の"侘び・寂び"のような。そんな言葉をいくつかイラスト付きでまとめた絵本だ。
ピンとくるものもあれば、そうでないものもある。そんな中で、ドイツ語の"Kummerspeck(悲しみのベーコン)"という言葉は意味不明だった。絵本の中では"食べ過ぎが続いて太ること"と定義されていた。それが何か特別か?と腑に落ちなかったのだ。"悲しい"というのも???だったし。
先日、たまたま見た動画でその言葉の説明があり「そういうことだったのか!」と納得した。
食べることで悲しみや辛い気持ちを紛らわせる。そうした結果太った分(の肉)を"悲しいベーコン"って言うんだって。ベーコンと言うところがドイツだね。ちなみに、このRENEHIKOさんが紹介している、絵本の元になった英文のサイトの方では意味がわかるように説明されている。
Infographic: An A-Z of untranslatable words from around the world - Matador Network
また、RENEHIKOさんも言っているドイツ語の"Fernweh"は、この絵本の中で私が一番共感できた言葉。ホームシックと逆の、"旅に出たい、遠くに行きたい"という切実な気持ち。永六輔作詞の「遠くへ行きたい」の歌詞(の前半)みたいな気持ちじゃないかな。
日本語からは"木漏れ日"、"ボケっと"、"侘び、寂び"、"積ん読"が載っている。
"積ん読"は、言うまでもなく「積んでおく」と精読、乱読のような「〇読」をかけた洒落だから、これを言葉の面白さを抜いて意味だけで云々してもなあと思うんだけど、紹介されている他の外国語の単語にもそういう部分はあるのかも。
で、"積ん読"って、私が物心ついてからできたくらいの新しい言葉だと思ってたら、意外にも明治時代に田尻稲次郎という人が作ったものだそう。そんなに昔からあったとは驚き。うまくできた洒落だよね。
枯れない70才! ブライアン・ジョンソンの喉の強さに感服
私は音楽の好き嫌いが激しい。CMやBGMなどでも聴きたくない曲を聴かされるのは非常に苦痛だが、好きな曲はしつこいくらい繰り返し聴く。そして、以前に好きだった曲をなにかの拍子で突然またリピートし始めることがたまにある。
この一か月程、そんな再リピートにはまっているのがミューズの "Time is Running Out"。元々好きだったけど「あれ?こんなにいい曲だったっけ?」って感じ。
Muse - Time Is Running Out [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
で、YouTube でもミューズのを見ていたら、こんなのがあった。古い話題なので知ってる人には今さらだろうけど。
MUSE & Brian Johnson of AC/DC - Back In Black [Reading Festival 2017]
今年のレディング・フェスティバルで、ミューズのステージにブライアン・ジョンソンがゲスト参加し、AC/DCの "Back In Black" を演奏、という映像。
2016年のツアーをドクターストップで途中降板したので、もう引退したんだと思い込んでいた。でもこれを見る限り、まだ現役バリバリ!1曲だけだから100%以上の力を出せるとしても、あと一か月で70才だよ。どんな喉してるんだ?シャウト系のシンガーって、比較的若いうちに喉を潰してしまうものだと思ってた。人それぞれなんだね。
曲自体、今聴いても全く古臭くないし(私が年だから?)、ミューズの演奏もいい。そんなわけで、ミューズとジョンソンの "Back In Black" もリピートしている今日この頃なのだ。
無心で線をなぞる快感
この間、YouTube でレインボーペーパーシートの動画を見て楽しそうだと思い、さっそくダイソーに買いに行った。
【100均 】 1枚たったの50円!? レインボーペーパーシートでカラフルアートに挑戦 ~ Rainbow Scratch Paper Art ~
子供の頃クレヨンで自作した遊びが今はこうなっているのか。ちょっと前に流行ったらしい。全然知らなかったよ。
数年前に買って一度も使っていない「イスラム文様とモザイクのぬり絵ブック」の中に下絵によさそうなのがあった。
トレーシング・ペーパーに写したら、それをレインボーペーパーシートに写し、それから黒い表面を削る。
ひたすら線をなぞる作業。塗り絵や写経とも似ているけど、色のバランスを考えたり、字をうまく書こうと意識したりといった、少しでも頭を使う部分がないのが違うところ。頭をからっぽにして線に集中するのが気持ちいい。ちょっと瞑想っぽいかも。何も考えていないのに真っ黒い地に色が現れ、模様が完成していくので達成感も得られる。
私の場合出来はどうでもいいんだけど、動画で説明されているように、黒い部分をある程度多く残した方が見栄えしそうだ。初めは削って出て来た色が白だと「なんだ、白か」とちょっとがっかり。でも削り続けるうちに、白も大事だとわかる。派手な色を黒と白が引き締めてくれている。
あ~、楽しかった。でも肩と首はガッチガチ💦
音の公害がなくなるのはいつの日か
大通公園(2丁目)のクリスマス市
中央のクリスマスツリーも雪を被っている。
先月は見なかった1丁目のイルミネーション
3、4丁目も通りがかったので、また覗いてみたけど
「第37回さっぽろホワイトイルミネーション!」という日本語と英語のアナウンスがスピーカーからずっと繰り返されていて、雪景色に映えるイルミネーションも台無しの騒々しさ。
イベントでのこういうアナウンスはつきものとはいえ、関係者の間で「もう止めませんか?」という提案はないんだろうか。あっても却下されるのかな。何の目的なのかわからないし、マイナス効果しかないと思うんだけど。
私が神経質なだけなのだろうか。BGMというものも嫌いで、病院の待合室などで静かに流れているクラシック音楽でも、同じ曲が繰り返されるとちょっとイライラする性質(タチ)だ。コンサートでない限り、音楽は自分がそのとき聴きたい曲だけ聴きたい。大好きな曲でさえ(特に理由もなく)聴きたくない気分のときがある。
私ほどではなくても、日本の街中が無用の音で溢れているのは多くの人が感じていることだと思う。一方、昔は音楽がガンガンかかっているのが常識だったスキー場は、今は無音らしい(場所によるかも)。景色や音も含めてゲレンデの環境が売り物だと認識されての変化だろう。普通の街中で余計な音から解放されるのはいつになることやら。
鉢植えのバジルがものすごい匂いを放っている
鉢に植えたままのバジルをずっと使わないでいたら、最近ものすごく強い匂いを出すようになってきた。
ドアを閉めていた父の寝室に入ったら、樟脳のようなツーンとくる匂いが充満していて頭が痛くなり、1分もいられなかった。最初は父の加齢臭かと思ったが、匂いの元を辿ると、どうも出窓に置いてあるバジルらしい。父は鼻が悪いので匂いに気づいていないようだけど、頭痛がするほどの匂いは体に悪い気がして、誰も使っていない部屋に鉢を移した。
株が若かったときはこんなことはなかったから、花が付き始める時期に匂いが強くなるのだろうか。直接嗅ぐと特に不快な匂いではない。でも部屋を閉め切っていると、やっぱり強烈な匂いが充満する。窓を開けなくなったことや、暖房の関係もあるのかな。
どっちにしても、そろそろ使わないと枯らしてしまうだけなので、久し振りにスパゲティ(1人前)に入れることにした。
夏に庭から採ってくるのと比べるとかなり少ないけど。
これは春に種を蒔いたバジルのうち、室内に残しておいたものだ。外のはとっくに枯れてるのに、部屋の中だと半年経ってもまだこんなに青々としているのが不思議だ。これほど長持ちするとは思わなかった。でも根元が茶色くなってきているから、さすがにもう成長はしないだろうな。そろそろ、次の種を蒔こうか。
六花文庫
真駒内にある六花文庫は六花亭が文化活動の一環として運営する図書館。蔵書は主に食に関するもので、貸し出しはしていないが自由に閲覧できる。
外壁は蔦に覆われている。冬なので枯れてるけどね。
暖炉のある一角は画集など美術関連の本と雑誌のコーナーになっている。とても贅沢な雰囲気だ。
300円でコーヒーもいただける。六花亭のリッチランドというビスケットが付いてきた。
しばらくすると「おかわり、いかがですか?」とスタッフの方。私は普段コーヒーを飲まないので一杯で十分。コーヒー好きなら嬉しいサービスだよね。
私が入った11時半頃の利用者は2,3人だったけど、12時頃から少し増えてきた。でもカフェではないのでお喋りなどもなく、しーんとしている。本当に素敵な空間。
時間がなくて30分しかいられなかったけど、この近所に住んでいたら毎日でも利用したいわ~。