Blackmore's Night 2013年の英国ツアー その1. ~ ダンファームリン公演

2013年夏のブラックモアズ・ナイトのヨーロッパ・ツアー( DANCER AND THE MOON TOUR) の内、イギリスのダンファームリン(スコットランド)とニューカッスル公演に行った。当時はブログを始めるなど夢にも思っていなかったので、古い話になるが日記を元に書いておこう。ミーハーゆえ、曲に関する記述はない。

 

ダンファームリンはエディンバラから北西へ列車で30分ほど行ったところにある小さな町だ。コンサートはダンファームリン・カーネギー・ホールで開かれる。「こんな所にもカーネギー・ホールってあるんだぁ」と思っていたら、ここはあの実業家で富豪のアンドリュー・カーネギーの生誕地だったのだ。タクシーの運転手さんに教えてもらうまで知らなかった。というか、アメリカ人だと思ってた💦 後で知ったことだが、ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンの出身地でもある。「なぜこんな所でコンサートを?」と疑問に思うが、まさかイアン・アンダーソンがらみじゃないよね?

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前日、下見に行ったカーネギー・ホール。城ではないが、リッチーが好みそうな建物だ。

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客席の様子。これはこれで落ち着いていて悪くないが、ニューカッスル(28日)の会場の内部の方が格段に豪華で立派だった。28日はカメラを持って行かなかったのが悔やまれる。

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会場に貼ってあったポスター

 

当日は前座の後に休憩があり、リッチーが出てきたのは8:45。  

みんなが手拍子で盛り上がってる中、リッチー登場!私の席はほぼ真ん中、Iの11番。リッチーはキャンディスの真後ろで陰になっている上に、ステージは暗く、ライトはキャンディスにしか当たってない。見えないんですけどーーー!!やっとキャンディスが脇によけたと思ったら、蔦みたいのを絡めたマイクスタンドが邪魔!リッチーはずっと奥の暗いところに(泣)。でもシルエットだけだと、そんなに昔と変わらない。動きも軽やかで、意外と若々しい。キャンディスには "Man in black" ならぬ、"Man in tights!" と紹介されていた(笑)。ハーディー・ガーディーを弾いたり、好きな事をして楽しんでいる様子。何度も飲み物を取りに上手に行く。そしてステージ上で結構しゃべる。が、客に向かってではなく、キャンディスに。聞・こ・え・ま・せーーーん!!

途中、キャンディスが「小さなゲストです」と言うと、客席から娘のオータムがキャンディスの腕に渡される。一緒に歌わせようとしても、お母さんにがっちりしがみついたまま。性格はオータムがリッチー似で息子のローリーはキャンディス似だそうだ。見た目どおりだね。

リッチーが「なにかリクエストは?(Any request?)」と珍しく客席に向かって(マイクなしで)呼びかける場面があった。何人かがおずおずと曲名を挙げると、”もっとどんどん言って”と両手でジェスチャー。耳に手を当てて聞き耳を立てたりして散々煽ってから、リクエストとは無関係な曲をプレイ。このおふざけがやりたくて、わざわざ声を上げたんだ(笑)。これ以外で客席に向かって割と大きな声で話したのは、彼の真ん前(右最前列あたり)にいた客に「前にも来てたね ( I have seen you before.)。」と言ったときだけ。常連さん?

1度アンコールがあって、11時ちょうどに終了。スキップ気味に大股であっさりはけるのも映像で観る昔のままだった。

 

~ Newcastle 公演に続く ~