百合が原公園の温室のミモザ

昨日の北海道新聞に「百合が原公園の温室でミモザが満開」という記事があった。一度はミモザを見てみたいと思っていたが、あの温室にあるとは知らなかった。花が咲いていなかったらわからないもんな~。

公園内の歩道。今年、ウチの辺りは雪が少なく、このところの高温続きもあって雪解けはいつになく早い。でもここ北区は積雪量が結構多かったんだっけ。今日は数カ月振りの雨。更に雪解けが進みそう。

温室。

この写真ではわからないけど、ここからでも温室内のミモザの黄色が見えた。

すごい大木でびっくり!

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これがミモザか~。北海道にはない木でもこういう所で見られるのが嬉しい。こんなに大きくなるなら、庭木にする場合は植える場所とか考えないとね。

ミモザの下にはアザレアの鉢がびっしりと並べられている。

 

運良く椿展も開催中。

椿も結構大きくなるのね。3メートルくらいのが何本もあって意外だった。なんか、玄関先に人の背丈くらいのがこじんまり植えられているイメージだったから。椿も北海道にはない植物なので、そんな限定されたイメージしかない。で、椿といえば椿油のパッケージにあるような花。こんなの↓

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「五合庵」という品種。

私が気に入ったのは「港の曙」

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暖かい地方の植物が他にも。柑橘類とか。

実(み)は最終的にどうするんだろう?ここの誰かが食べるのかな。レモンとかスダチを部屋で育てるのに憧れる。

柑橘類の足元にはクリスマスローズが。

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販売コーナーにあったけど、4500円。高っ!

 

隣の部屋で洋蘭展もやっていた。

賞を取っていた作品のひとつ

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個人的にはこれが好き↓。「リカステ」という品種。来場者に人気のよう。

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巨大なシンビディウムがあった。

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写真では大きさがわからないけど。

 

ミモザ以外にも色々と見られてよかったわ~。

シンプルで大人っぽいジャズピアノ楽譜

自分で弾くという前提で聴くと、以前は完全に素通りしていた種類の曲が気になることがある。私はBGMになるような聞き流せるタイプの音楽が嫌いなのに、カフェでかかっていてもおかしくないような曲が気に入ってしまった。

 

 

この曲はABRSM という英国王立音楽検定試験で2017-2018年6級の課題曲だった。「Cruella de Vil」という別の課題曲も弾きたくなり、このテキストを買うことも考えたが、クラシックの課題曲の中に昔習った曲が4曲も入っていてコスパ的にどうかと。Mike Cornick という作曲家の他の作品の楽譜も見てみたいということもあり、この曲が入っている Mike Cornick の「Blue Piano」を買った。でも「Cruella de Vil」もどうしても欲しくて、この楽譜↓を写譜した(ダメですよ~!)。

 

  

「blue Piano」は出版社のサイトからも購入できるが、送料が€15からと高いので、Amazon の方がお得。

Blue Piano: UE19762

Blue Piano: UE19762

 

 

ABRSM の6級は中級程度らしいが、弾いてみた感じでは「Modulations」も「Cruella de Vil」も初級の最後くらいだと思うけどなあ。「Blue Piano」収録の他の曲はもっと簡単で、初級のブルグミュラー25練習曲程度という印象。でも簡単でありながらどれも大人っぽい良曲揃い。私が好きなのは断然「Modulations」で、次に「Blueprint」かな。

 

出版社のサイトではベースとドラムに合わせて演奏できるようにもなっている。

Cornick: Blue Piano for piano | Universal Edition 

ちょっとだけ試してみた。メトロノームに合わせて弾くのと同じで、あまりにもテンポが一定すぎて”ゆらぎ”がなく、私は弾きにくい。カラオケさえほとんど経験がない人間だから無理もない。

 

「Blue Piano」にひとつだけ不満を言えば、どの曲も2ページと短いのに隣のページにまたがっているのが使いにくい。全部見開き2ページになるように印刷されていたらもっとよかったのに。私は半分をコピーして貼り付け、ページをめくらなくてもいいようにして使っている。

 

シンプルなのに物足りなさを感じさせない良い曲をたくさん書ける Mike Cornick すごい、と思い「Six Jazz Piano Solos」というのも買ってみた。 

Six Jazz Piano Solos: For Intermediate-Level Players and Beyond

Six Jazz Piano Solos: For Intermediate-Level Players and Beyond

 

期待しすぎたか。6曲中、私が気に入ったのは2曲だけだった。"for intermediate-level players and beyond(中級者以上)"と書いてあるけど、そこまで難しくはないかと。「Blue Piano」よりは少し難しいかもしれない。 

薄々、そうなんじゃないかと思ってた

ピアノの演奏動画を見て、次に弾く曲を決めることが多い。難易度はあまり高くない曲を上手な学習者が弾いている動画がいい。プロのピアニストがあまりにも楽々と弾いていると難易度がわかりにくいし、単に下手な素人だと曲の良さがわからない。そもそも聴く気にならない。

よく見る動画の演奏法で気になることがあった。


中学生くらいかな?とても上手でうらやましい。

これを見て、ある一定の年齢以上のピアノ経験者なら手の形に違和感を覚える人が多いのではないかと思う。私がピアノを習っていた頃(1960年代後半から70年代)は”手の中に卵が入るような形”に手のひらをキープするようにうるさく指導されたものだ。しかし「ピアノの悩みを解決する本」によると、これはひと昔前の常識なんだそうだ(この本自体20年前に出版されたものだから、実際は大昔の常識なのかも)。最近のピアノ動画を見るようになってから、そうなんじゃないかって気がしてた。 

ピアノの悩みを解決する本 Vol.1 テクニック向上編 (月刊Piano BOOKS)

ピアノの悩みを解決する本 Vol.1 テクニック向上編 (月刊Piano BOOKS)

 

 

YAHOO!知恵袋でも手の形の質問は多い。

(ピアノ指導者に対する質問)ピアノを弾く時の手の形は昔は「卵をつかむ... - Yahoo!知恵袋

 

上の動画のように指を伸ばして鍵盤を押さえる弾き方だと、手の動きが滑らかで無駄がなく、効率が良さそうに見える。第一、力みがなくて楽そうなんだよなあ。今はこういう弾き方が主流というのも納得だ。辻井伸行も指の腹でぺたっと弾くよね。

 

とても弾きやすそうなので今どきの手の形を真似してみようと思うが、40年のブランクにもかかわらず、子供の頃身に付けた習慣はそう簡単には変えられない。なにしろ、”卵”になってないと手の甲をビシッと叩く先生についていたこともあったので。というかそれ以前に、私は楽譜から目を離して鍵盤の上を自分の手が動いているのをじっと見ていると目が回って訳がわからなくなるという不思議な体質(?)の持ち主でして。自分の手がどんな形でどんな動きをしているのかもよく観察できないのだ。だからかどうか、暗譜が何より苦手。手を見ながら弾いている人を見るとそれだけですごいと思ってしまう。私が手を見て弾けるのは「ねこふんじゃった」だけ。

 

話が逸れた。「常識だと信じていたことが、いつの間にかそうではなくなっていた」ってこと、あるよね~って話でした。

つらら作りには不向きな気温

何年振りかも思い出せないくらい久し振りにさっぽろ雪まつりに行って来た。少なくとも十年は行っていない。

さっぽろ雪まつり公式サイト|SAPPORO SNOW FESTIVAL

 

テレビで見た赤レンガテラスの氷のアートが綺麗だったのと、資料館前の回転式巨大つらら造形装置でどんなつららができたか興味があったのだ。

アートで札幌の冬を再発見するイベント「Sapporo WInterChange」 | 北海道Likers

 

行くつもりでいた8日は札幌の最高気温が氷点下10℃という日だったので10日に変更。我が家のサクランボの木に吊るした温度計。

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8日の12時30分の時点で12℃近い。まあそれでも最低気温が低いわけではないのでニュースなどは騒ぎ過ぎとは思った。

 

赤レンガテラスにはバーがあって、氷のグラスに入ったカクテル(?)が氷のカウンターに置いてあった。

 

この奥がスノー・ミュージアム

 

氷のブロックで囲まれた、かなり長いエリアがあり、迷路かと思ったら小部屋に分かれた作品だった。

例えばこんな。

一部屋ごとに外へ出て、氷の壁に沿った階段を上り下りする。氷の透明度が高くて綺麗。

 

周りの柵まで氷でできているオブジェ的な像。

 

大通り公園会場

3丁目のジャンプ台、近くで見ると思ったより角度が急で、しかもやぐらの上に作られているのがまた怖い。最大斜度39°。

 

5丁目西の大氷像  台湾‐玉山と高雄駅

 

7丁目のヘルシンキ大聖堂

これは立派。柱にも支柱は入っていないんだよね?屋根の上の像まで細かく良くできている。

 

途中から人混みと雪道を避けて車道の向こうの歩道を歩き11丁目へ。

目当てのつらら製造装置ではつららはできていなかった。担当の人(?)が軸に付いた氷をカンカン叩いていた。この寒い数日間、ずっと外で制作していたのかなあ。氷は付いているけど、つららの形状にはなっていない。なんか写真を撮るのは気の毒な気がしてやめておいた。

考えてみれば、つららってある程度気温が上がらないと成長しないんだよね。融けて水になったのが滴り、それが凍って伸びていくものだから。ここ数日は記録的に最高気温が低かったから、きっとつららには不向きだったのだ。それとも、ひょっとしたら私が来る前にはできていたのかな。

雪国の人でなければ知らないかもしれないけど、近年(少なくとも北海道では)軒下の大きなつららが珍しくなったのは屋根の形の変化の他に、家の断熱性が高まったため。昔は室内の暖気が屋根裏に漏れて屋根に積もった雪を溶かし、それがつららになった。34年前に今の家を建てたとき、建設会社の人が「つららのある家は断熱ができていない寒い家」と言っていた。

 

つらら装置のすごいつららが見られなかったのは残念だったけど、地下鉄の駅まで戻りながら11丁目の国際雪像コンクールを見た。これがなかなか良かった。

優勝はタイ。魚ではなく国名が(笑)。

 

準優勝はマカオ

 

他の国のも良かったよ。

中国は裏と表で違う顔が。表↓ 

裏↓

 

フィンランドのは他国の雪像とは傾向が違う現代的な印象。

 

私が個人的に好きなのはインドネシアの。

繊細なドームの中によく像を作れたな~と感心。

 

久し振りの雪まつりは意外と楽しめた。

旧永山邸と旧三菱鉱業寮

サッポロファクトリー北側の通りを車で通るたび、旧永山武四郎邸の隣の洋館に入ってみたいとずっと前から思っていた。ぐずぐずしているうちに改装のためしばらく閉館になってしまった。再オープン時からずいぶん経ってしまったが、中に新しく併設されたレストランにも期待して。

https://sapporoshi-nagayamatei.jp/detail/

旧三菱鉱業寮。玄関の右に写っている柱状の白い霧のようなものは何だろう?

 

こっちが 第二代北海道庁長官・永山武四郎の私邸。1880年代の建物だそう。外観はあまりぱっとしない。

見学者入口は洋館の方。玄関からガラス越しにレストラン(カフェ?)が見える。残念ながら満席のようなので諦めた。

 

二階は主に和室で、図書室などがある。

座って休めます。

 

旧永山邸の方へ。

畳に上がるときはスリッパを脱ぐようにと注意書きがある。スリッパを脱ぐと足が冷た~い。写真でわかるようにほぼすべての部屋にヒーターがあって温めているにもかかわらず、コートを脱ぎたくないくらい寒い。どんなに偉い人の家でも、昔の家って寒かったんだなあ。当たり前か。私は(札幌程度の気温なら)外が寒いのは平気。でも室内が寒いのはキツい。

 

隣のサッポロファクトリー。アトリウムの東側からも入れることを知らなかった。いつも車で来て中の駐車場に停めるから、外の入口から入ること自体めったにない。

 

ファクトリー付近を通るときは必ずと言っていいほど大竹製麺所に寄る。お蕎麦とうどんを二人前ずつ買って帰った。

幌加内産の十割蕎麦と生うどん、二人前。お蕎麦は二八の方が(細いし)好きなんだけど、この日は二八は一人前しか残っていなかった。ここのはおいしいだけじゃなく、量も多く安いのが大食いには嬉しい。量ってみたら、蕎麦が一人前185g(195円)、うどんが314g(108円)。お蕎麦は余裕で一人前食べられる私も、うどんは半人前でまあまあ満足できる。高齢の親は小食なのでお蕎麦でも半人前で十分だそう。うどんはいつも半人前ずつラップで包み直して冷凍しておく。だったん蕎麦も体にいいしお勧め。

また食べ物の話がメインになってしまったようで。

https://itp.ne.jp/info/016933300000000899/

余った黒豆をパウンドケーキに入れてみた

お正月用に作った黒豆煮が余っているので、そろそろ使い切ろうかと思い、パウンドケーキの中に入れてみることにした。なんか、いつも余った物をパウンドケーキに入れてるような気がするな(笑)。

 

薄力粉・・・150g

砂糖・・・・95g

バター・・・100g

卵・・・・・2個(124g)

BP・・・・・少々

ブランディー・・・好きなだけ

砂糖(なくても可。ブランディーに溶かす分)・・・・5g

 

今までとは材料の分量を変えてみた。厳密にはこの分量だと全部(粉、バター、砂糖、卵)同量で作るパウンドケーキとは言えませんが。ブランディーはなくてもいいし、他の洋酒でも。私はお菓子にお酒を使うのが大好きなので多めに使う。

黒豆は水を切った状態で95gあった。

 

1. 室温に戻したバターと砂糖を空気を入れる感じでよ~く混ぜる。

2. 溶いた卵を数回に分けて1に混ぜる。一度に入れる量が多いとうまく混ざらないので少しずつ。

3. 2が滑らかになったら、BPを入れてふるった薄力粉を混ぜる。練らないように。中にドライフルーツなどを入れる場合はここで混ぜ込むのが普通。今回は焼く過程で黒豆が沈みそうだったので混ぜ込まず、並べることにした。

4. クッキングシートを敷いた型に入れる。ここで黒豆を3段にして入れようとしたら、途中で生地が足りなくなり、結局一番上の部分は生地に無理矢理混ぜ込んだ。

 

5.生地の真ん中をくぼませて、180℃に余熱したオーブンで20分。さらに160℃で30分。途中、上が焼けすぎるようならアルミホイルをかぶせる。焼き時間は様子を見ながら加減してください。

 

6. クッキングシートをはがし、砂糖を溶かしたブランディーを刷毛で全体に塗る。

7. 粗熱が取れたらラップでぴったり包み、1日寝かせる。

 

 

黒豆は思ったほど沈んでいなかった。これなら最初から生地に混ぜ込んだ方が楽だったな。バターと砂糖をハンドミキサーでしつこく混ぜたのがよかったのか、今回のパウンドケーキはすごくおいしくできた。黒豆の食感がアクセントになっているし、バターの風味も活きている。自分で作った物としては上出来なので、分量の記録をここにも残しておくことにした。卵が大きい分、薄力粉が多めになってます。

PayPal でしか買えない楽譜

ピアノ版「天国への階段」は彼女のアレンジが最高!

ロックをピアノでカヴァーする Vikaさんはクラシックのピアニスト。彼女がアレンジした楽譜は基本的にPayPalでの支払いで買える。PayPalのアカウントを持っていないのでメールで問い合わせたら、銀行振り込みも可とのこと。でも振り込み手数料がバカ高くて諦めた。妥協して別の人のアレンジの楽譜を2種類入手してみたけど、特に(この演奏での)2:00頃からの部分とギターソロ部分がかなり違っていて、やっぱり彼女のがいいんだよなあ。

 

この「キラー・クイーン」のアレンジも好き。PayPal支払い。。。

「キラー・クイーン」のピアノ用アレンジで私が着目するポイントは ♪ She's a killer Queeeen ♪ の部分でグゥィ~ンと上がっていくところをどう誤魔化して(?)いるか。このアレンジはその部分も上手くできてるし、他のと比べて雰囲気が原曲に近いと思う。楽譜の1ページ目の見本を見ることができるので、写譜して弾いてみた。最後まで欲し~い。やっぱりPayPal のアカウント作るべきかなあ。

 

Vikaさんの「ボヘミアン・ラプソディー」。最近、ベーゼンドルファーで撮り直したようです。

いつの日か、これが弾けるくらいになりたいものだ。