花梨のジャム、大失敗
父はマルメロだと言われて買ったかもらったかしたらしいけど、産毛がないからたぶん花梨でしょう。写真は9月27日。
今年は気温が低く凍ってしまいそうなので、まだ青いけど11月1日に実を採った。
いつになくたくさん実がつき、大きいのは500gもあった。
去年は今頃でもまだ暖かかったようで、木で黄色く熟している。写真は去年の11月13日。
2週間ほど部屋に置いておいたら少し甘い香りがしてきた。試しに2つだけジャムにしてみることに。去年挑戦したときは渋抜きしなかったので、とても食べられたものじゃなかった。渋を抜くには一昼夜塩水に漬けておくといいらしい。ガリガリで切りにくい。
こんなことで本当にあの強烈な渋が抜けるのか半信半疑。そして、この段階でうっかり種を捨ててしまったのが失敗のもとだったのだ。
1日経つと甘い香りが強くなっていた。
ひたひたの水から沸騰させ、中火で15分くらい茹でて実を取り除く。もったいない気もするけどね。エキスの入った茹で汁はほぼ無色。砂糖を加えて30分程煮詰めると、量が3分の2くらいになった。色は赤味のある琥珀色で綺麗。味はまだちょっと渋みがあるものの、カリンのど飴に似ている。ただ、ペクチンが含まれる種がないのでとろみが全くつかない。でも皮はついてるからなんとか、と思って続行したけど、やっぱりダメだった。仕方なく、2gだけゼラチンを入れたら。。。瞬時に白く変色し、薄いイチゴミルクみたいな色に。
なんか変な物ができた。冷やしてもとろみはつかなかった。消費するか捨てるか、思案中。渋味はほとんどないから食べられないこともないんだけど。。。見た目って大事だね。
もうがっかりだよ。しかも今日になって、昨日使ったまな板が茶色く変色してきた。キッチンペーパーを敷いて切って、その後食洗器にかけたんだけど。手間ばかりかかって最悪だ。花梨の渋、恐るべし。
時間の流れの速さをどうにかしたい
今年の北海道は初雪が早かった。そしてその後11月5日から6日にかけての、この時期としては異例の大雪。もうすっかり冬になってしまい、気分は年末だ。そして、また何もしないうちに一年経ってしまったと唖然とする。この年末恒例の反省がもう15年は続いている。先日、同じことを感じていた知人と「どうしたら時間が過ぎるのを遅く感じられるようになるか」という話になった。「何かに夢中になっているのに気が付いたら、意識的に一呼吸おく」とか、その人も涙ぐましい(?)工夫をしていて、悪いけどちょっと笑ってしまった。
ほとんどの大人が時の流れの速さをぼやくのは、子供の頃の”1年前なんてはるか昔”的な感覚を覚えているからなのだろう。それにしてもどうして年々時間の速度が速くなるのか。不思議でたまらない。
昨日の北海道新聞夕刊に掲載されたエッセイで、歌人の穂村弘氏も”時間を味方にする方法”という題で同じことを嘆いていた。少し引用させていただく。
”中学高校大学時代のことは、1年ごとに何があったかどんな年だったか、ちゃんと覚えている。でも、例えば社会人5年目と6年目と7年目の違いなんて、まったく思い出せない。団子のようにひと塊だ。
怖い。けれど、時間はさらに速くなってゆく。 ~中略~
このままでは駄目だ、なんとかしなきゃ、と思っているうちに死んでしまいそうだ。 ~中略~
でも、どうすればいいんだろう。時間を味方にする方法がわからない。
とにかく、手近なところから、できることからやろう。そう考えて、最近、シャワーを出して水からお湯になるまでの間に、スクワットをしている。少しでも時間を取り戻しているつもりなのだ。”
なんでそうなるんだよ!と笑いつつも、そんな悪あがきさえしたくなる気持ち、わかるんだよなぁ。穂村氏の月1回のこの脱力エッセイ「目が覚めたら、」はいつも楽しみにしている。正直なところ、北海道新聞で一番好きな記事だ。
ところで、私の人生で時の流れが遅いと感じた時期が一度だけある。今でいう”ブラック企業”に勤めていた1年間だ。土曜日も3時まで就業だったので日曜日が本当に待ち遠しかった。疲れ果てて一日中寝ているだけだったが、次の日曜日までの一週間が長いのなんのって。。。今でも思い出すのは、出勤前に「まだ水曜日か。。。まだ半分も過ぎていないんだ。。。」とげっそりしていたこと。それを思えば、時が速く過ぎるのは辛い生活をしていない証拠といえるのかもしれない。せいぜいそう言い聞かせて自分を慰めている。
出雲土産のうず煮を食べた
9月に出雲大社へ行ったとき、お土産に買ったうず煮。
立派な袋に入ったレトルトです。
だそうです。
ふぐ以外で入っているものは。。。
本来はセリを使うらしいんだけど、水菜で代用。とろみが強く出汁が効いている。ふぐの身もけっこう入っている。ごちそうさまでした~。
リッチーの娘、オータムの処女作!?
Autumn Blackmore - Singing at Candice Night interview
キャンディスの電話インタビューの中でインタビュアーとオータムが話をして、最後に歌を披露したようだ。ママよりうまいよ~!
赤ちゃんの頃を除き、顔がはっきりわかる写真はほとんど出なかったオータムちゃん。生後半年くらいの時から思ってたけど、目も鼻も口もリッチーにそっくりだよね!か~わい~い。この歌はいつのものかはわからないけど、6歳になってないのは確か。
キャンディスが " She has just made that up !" と言ってる。どっかで聴いたことあるようなメロディーではあるけど、自分で作ろうとする姿勢が頼もしい。やっぱり環境だねぇ。
オータムは "And the song is called 'Star in the Night'." と言い、さらに"My first song are 'Star in the Night'." (文法がちょっと変なのがまたかわいい)と、歌のことになると冗舌。これって才能じゃない?「十年後くらいには公に。。。」と期待しちゃうよ~!ファンバカでしょうか。
北海道大学のイチョウ並木
車で札幌駅付近へ行く用事があったので、ついでに北大のイチョウ並木を見てきた。
少~し早かったかな。写真は10月27日。
西向き(構内方向)
東向き(北13条門方向)
歩道側
銀杏を拾っている人も。
上を見ると
緑が入っていた方が綺麗
混ぜるだけ! かぼちゃのサラダ
友人宅のハロウィーン・パーティがひと足早く開かれた。招かれるようになって17回目。持っていく料理もマンネリだが、今回もそのひとつ、かぼちゃのサラダにした。だんだん楽なものになっていく💦
材料(適当なので好みで加減してください)
かぼちゃ(皮と中わた、種を取り除いた状態で)..... 約500g
水切りヨーグルト ..... 100g
クリームチーズ(室温に戻す)..... 50g
はちみつ ..... 小さじ1
シナモン ..... 適量
塩 ..... 少々
粗びき黒こしょう ..... 少々
(あれば)スライス・アーモンド ..... 20g
かぼちゃは数カ所に深めに切れ目を入れてから緩くラップで包み、電子レンジに数分かけると切りやすく、皮も剥きやすい。
① 皮、中わた、種を取り除いたかぼちゃを柔らかくなるまで電子レンジで加熱し、適当な大きさに切る。
② ①のかぼちゃの半分にアーモンド以外の残りの材料を全て入れて混ぜる。クリームチーズに塩気があるので、塩は控えめに。チーズの量を増やした場合、塩は入れなくても可。
③ 残りのかぼちゃをさっくり混ぜる。
④ アーモンドの半量を軽く混ぜ入れる。
⑤ 盛り付け時に残りのアーモンドを上に乗せる。
混ぜているうちにかぼちゃが潰れてペースト状になってしまうので、半量は後で混ぜる。ウチではアーモンドを加えるのはよそ行きバージョンで、家族だけで食べる時はアーモンドなしだけど、入れた方が断然おいしい。
クリームチーズ、はちみつ、シナモンの量を増やすとスイーツとしても食べられる。
初めてハロウィーンを意識したのは、忘れもしない、今からちょうど20年前の1996年だ。イギリスに長期滞在中で、フラットでの一人暮らしを始めたばかり。知り合いもおらず、ただでさえ心細いのに深夜にドアをガンガン叩く人がいたり(たぶん酔っ払い)、ちょっとビクビクしながら生活していた頃のことだ。
ある晩、玄関のベルが鳴った。誰!? 知り合いがいないので、それまでベルが鳴ったこともなかった。ビビりながらインターフォンの受話器(って言うの?カメラはなく、声だけのやつ)を取ると、金切り声で騒ぐ子供達の声と「チュリッコーチュリ~~イ~~!」と変な節を付けた甲高い叫び声。は?「Sorry?」と言うと、もう一度「チュリッコーチュリ~~イ~~!」何?何?何?気持ち悪い。こんないたずらは無視しなければと思い、受話器を置いた。
部屋の窓はドーマーで上の方に付いていたので、どんな人達が来たのか下の様子は見えない。あ~、嫌だ嫌だ。何だよ、もう!と思っていたが、数分経って「はっ!もしかして今日はハロウィーンか!?」と。ごめんね~、子供達。でもどっちにしてもお菓子なんか用意してなかったし。いつものように数テンポ遅れてはいたが、ハロウィーンだと私が気が付いたということは、街中でそんなディスプレイとかがあったんだろうか?全く記憶にないけど。その頃は日本でもハロウィーンはまだ一般的じゃなかったはず。それにしても「trick or treat」があんな節を付けて言われるとは思わなかった。今もそうなのかなぁ。
百円ショップ、Seria のネイルシールをパーティ用につけてみた。私はいつも深爪気味に切っているので爪が短くて、絵柄が途中で切れてしまっている。この中で一番好きな"R.I.P."も切れてる。
初めてネイルシールを使ったけど、爪の幅と合わないシールは貼る前に切らなければならないのが意外と面倒だった。